「秋田ふるさと村」(横手市赤坂富ケ沢)で14日~16日、「ふるさとダリア銘華展」が開かれたと横手経済新聞が報じた。主催は秋田県ダリア会、秋田県造園協会、秋田ふるさと村。 毎年この時期に開いている同イベントは今年で18回目。県内の愛好家が丹精込めて育てたダリア、約130点を出品した。施設正面入り口にはさまざまな色や形のダリアを展示し、訪れた人たちの目を楽しませていた。
山形県鶴岡市の海岸で20日までに、アザラシの子どもが漂着しているのが見つかった。保護した市立加茂水族館によると、北米の西海岸などに生息するキタゾウアザラシの可能性が高く、国内で見つかったのは3例目で、日本海側では初めてとみられる。15日朝、海岸に流れ着いていたアザラシを近くの住人が見つけた。体長2.5メートル、体重273キロの雌で、頭やひれなどにけがをしている。
東日本大震災から6年半余りが経過した福島県の復興状況を発信し、地元の日本酒を紹介するイベントが17日、大時計「ビッグベン」で知られるロンドンの英国会議事堂で開かれた。英国からの復興支援に謝意を伝え、福島の酒などの英国での販路拡大を図ることが狙い。桜井泰典・県企画調整部長が「英国を含め世界からの物心両面の支援を忘れない」とあいさつ。
「第28回いしのまき大漁まつり」が15日、石巻市魚町2丁目の石巻魚市場で開かれ、石巻の新鮮で安全・安心な海産物などをアピールした。昨年より1万4000人多い約6万5000人が市内外から詰め掛け、お目当ての海の幸を買い求めていた。地元の水産加工会社などを中心に78社(140ブース)が出店。消費者に日頃の感謝を込め、鮮魚や水産加工品などを特別価格で販売した。
岩手県釜石市で14日、津波被害から復旧した新たな魚市場の前で「曳き船まつり」が行われ、大漁旗に飾られた船が7年ぶりに魚市場に戻ってきた。釜石の「曳き船まつり」は、海の守り神として信仰を集める尾崎神社の秋祭りの呼び物のひとつ。震災前は釜石魚市場前の海で行われていたが、津波で市場が被災したため、去年までは場所を変えて行われていた。今年5月に新しい魚市場が完成し、14日は7年ぶりに魚市場の前に祭りが帰ってきた。