佐渡市で、寒ブリの大漁を願う「網入れ式」が開かれた。11日は寒ブリを狙う大型定置網を海に仕掛ける作業の最終日。船頭や組合長が、縦横およそ50メートルある網の中央に並ぶと、コメとお神酒を大漁旗にかけてシーズン中の大漁と安全を祈願した。続いて「おけさ柿」を網に撒くという儀式。カキにかけて魚を「かき込む」という願が込められている。寒ブリの水揚げは13日から始まるという。
屋外スケートリンク「クリスタルラグーンリンク」が11月9日、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)にオープンする。標高830メートルの高冷地に位置し、首都圏一早くオープンするという同施設。広さは3800平方メートルで、7つの小島が浮かび、富士山をバックにスケーティングが楽しめるほか、夜間はイルミネーションを点灯する。
戊辰戦争から150年の節目を迎えた今年、幕末の長岡藩家老、河井継之助の生涯を描く映画「峠 最後のサムライ」が製作される。松竹などでつくる製作委員会が3日発表した。司馬遼太郎さんの歴史小説「峠」の初の映像化で、主役の継之助は役所広司さんが務める。 幕末の動乱期に、信念を抱いて藩の命運を背負った武士の姿を、小泉尭史監督がスクリーンに描く。2020年公開予定。
後藤斎知事は25日、県議会の代表質問で、富士山の麓から5合目までを結ぶ登山鉄道新設の可能性を検討する考えを明らかにした。自民党誠心会の渡辺英機氏への答弁。後藤知事は「費用や事業主体など課題もあるが、富士山の環境保全や冬季の来訪者数の増加など、観光振興にも効果が期待できる。庁内に検討会を設置し、しっかり検討していく」と導入に前向きな姿勢を明らかにした。県政策企画課によると、登山鉄道が敷設されれば、自動車排ガスの抑制による環境保全などにつながるとしている。