日本穀物検定協会が毎年発表するコメの食味ランキングで、魚沼産コシヒカリが最高評価の特Aに復帰した。去年、魚沼産コシヒカリはランキング開始以来初めて特AからAに陥落。産地に衝撃が走る中自治体やJA、生産者などによる検討会議を重ねるなどして復帰に向けた対策を練ってきた。JA北魚沼関武雄さんは「去年から総合的な取り組みをしてきた成果がこうなったということで大変うれしく思っている。」と喜びを語った。
文部科学省は26日、甲府城跡(舞鶴城公園)を国の史跡に指定した。4月改正の文化財保護法で自治体が史跡を地域振興に生かせるようになるため、関係者は県・甲府市の跡地周辺活性化計画に拍車がかかると期待している。県によると、甲府城は甲府が豊臣方の支配地になった天正18(1590)年、浅野長政・幸長親子が造営を始め、慶長5(1600)年ごろまでに完成した。
長野県が7日発表した2018年のマツタケ生産量(推計値)は不作だった17年の10倍の51.2トンだった。平年比でも1.6倍の豊作。地温が急に下がることなく適温で推移したため発生期間が長く、後半を中心に品質も良かった。主産地の南信は平年比7割増の40.4トン。早い地域では8月下旬から発生し、11月上旬ごろまでとれた。
JA全農は4日、中国が輸入を停止していた新潟県産米の輸出を1月末にも再開すると発表した。上海で1トン分の県産コシヒカリを試験的に販売する。県産米の輸出は2018年11月に中国が輸入規制解除をした後、初めて。消費者の反応を見極めながら、現地での販路拡大を目指す。JA全農の子会社の全農インターナショナル(東京・千代田)が県産米の輸出・販売を手がける。
園内売店に免税店を設置するなどし、外国人観光客への富士山エリアのお土産や食の提供に力を入れてきた同園。今回オープンする「富士山商店」では雑貨や食品、健康食品、化粧品などのラインアップのアイテム約400種類を取りそろえている。ツアーバス専用の駐車場も整備した。