県によると今年1月の県内の宿泊客数は前の年より12パーセント増加し延べ50万1000人となり、1月としては過去最多となった。外国人は26.8㌫の増加で、国・地域別では最も多い中国が7万2000人で前年の1.9倍、2番目は台湾で1.5倍の2万1000人になった。
ソバや伝統野菜を含む県内産の主な農作物の種子の保護などを目的に、県が制定を検討している条例の骨子案が示された。国が都道府県に農作物の種子の生産や普及を義務付けていた種子法が去年4月に廃止されたことに伴い、県は県産品の種子を守る独自の条例の制定を検討している。県は対象とする農作物について、種子法に基づいた「イネ・麦類・大豆」のほか、ソバと信州の伝統野菜も加えて品質の確保や安定した生産につなげていく考え。
自動運転サービスの実証実験は中山間地域の支援を目的に国交省が全国的に行っているもの。車は地面に埋め込まれたセンサーを頼りに自動で走行する。山古志地区では高齢者の移動や子どもの見守りなどを支援する役割が期待され、6人乗りと牽引もできる4人乗りの2台を導入し「復興交流館おらたる」を拠点に「アルパカ牧場」や「小中学校」などを通る約3キロのルートが想定されている。この実証実験は今月23日まで行われる予定。
「信州の匠がみせる、磨き抜かれた伝統の技」をテーマにした第34回県伝統工芸品展が長野県松本市の井上百貨店で開かれる。22日まで。期間中の19、20日両日には、家具や漆器、ろくろ細工などの伝統工芸づくりに携わる職人が、実際に工芸品を製作する様子を目の当たりにできる企画が催される。打刃物の職人が、持ち込まれた包丁を研ぐサービスも行われる。