7日夜に浅間山で小規模噴火が発生し、噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられ、麓の群馬、長野両県は8日、それぞれ対策会議を開き、同日朝の段階でけが人や建物への被害がないことを確認した。群馬県嬬恋村と長野原町で降灰が確認された。周辺には軽井沢町など観光地が多く、夏休みシーズンの真っ最中のため観光客の安全にも万全を期す構えだ。噴火は2015年6月以来で、レベル3は2009年4月以来となる。
3日に新潟港発着の「函館ツアー」のため新潟西港を出港した日本船籍最大のクルーズ船「飛鳥Ⅱ」は5日、ツアーを終えて新潟西港に戻ってきた。この後、5日夜には、苫小牧港に向けて出港。その後、苫小牧港発着の「新潟&舞鶴ツアー」(8日~12日)のため、9日に新潟西港に寄港する予定だ。さらに新潟県のホームページによると、9月は23日にも新潟西港寄港する。
山梨県立美術館が所蔵するミレーの「種をまく人」がオランダのゴッホ美術館に貸し出されることになった。「種をまく人」が県立美術館から国外に搬出されるのは今回が初めて。
フランスの画家ミレーの代表作「種をまく人」は山梨県がおよそ1億円で購入し県立美術館が開館した1978年から展示されている。ゴッホ美術館は年間来館者が220万人と世界有数の人気を誇る美術館で、「種をまく人」は10月4日からのミレーの企画展で公開される。
台風10号によるフェーン現象の影響で、新潟県内が40度越えの全国で最も高い気温となった。胎内市中条では午後1時16分に40.7度を観測した。長岡市寺泊でも40.6℃と、三条市で40.0度。新潟市中央区でも39.2度を観測した。15日の全国トップ10のうち7カ所が新潟県内だった。