中四国最大級のソーラーシェアリング施設が松山市に完成した。松山市神次郎町に完成したのは、農地を使って太陽光発電を行うソーラーシェアリングと呼ばれる施設。ソーラーパネルの下には、墓参りなどで使われる「しきみ」が約2万3000本植えられている。
この施設は、東京に本社があり再生可能エネルギー事業を展開しているe-flatが総工費およそ12億円をかけて整備したもの。
香川県の国営讃岐まんのう公園で、3月21日から5月12日まで「春らんまんフェスタ2019」が開催される。70品種・約20万本のスイセンをはじめ、35品種・約5万本のチューリップのほか、ネモフィラ・ルピナス・シャーレーポピーなど、春のフラワーリレーが楽しめる。4月21日の「まんのう町の日」には、地元の伝統芸能披露やステージショー、抽選会、特産物販売など多彩なイベントが行われる。
徳島県立農林水産総合技術支援センターなどがサツマイモの品質をより長く保つ貯蔵技術を実用化し、なると金時の若手生産者でつくる生産販売会社「農家ソムリエーず」(徳島市)が3月から東南アジアなどへの輸出に導入した。高温多湿の環境に置くことでカビや腐敗の発生を抑える「キュアリング」技術を基にした処理法で、傷みの発生をほぼ半減させた。サツマイモの輸出が全国的に伸びる中、品質保持と安定供給で他産地との差別化を図る。
高知空港の成長戦略を検討する官民会議は13日、高知市で4回目の会合を開いた。2021年度に年間旅客数を180万人以上とする目標達成に向けたアクションプランと、新ターミナルビルの整備計画を決めた。会議では、17年度の旅客数146万人を180万人以上に引き上げるほか、国際チャーター便100往復の実現に向けた実施体制やスケジュールを確認した。新ターミナルビルは延べ床面積が5千~6千平方メートルをメドとし、国際線と国内線の両方に対応できるようにする。19年度に基本設計を実施し、21年度の供用開始を目指す。
愛媛県は14日、自宅や出先機関のサテライトオフィス、出張の移動時間など、場所を選ばずに働ける「テレワーク」の運用を3月1日から始めると発表した。臨時職員等を除く全職員を対象とする。希望者に専用パソコンを貸与し、通常と同じ業務をこなせるようにする。仕事と育児や介護の両立や、隙間時間の有効活用による業務効率化につなげる狙いだ。愛媛県庁版テレワークは週4日を上限とし、午前8時~午後6時15分の範囲内での勤務とする。要介護者の自宅や、単身赴任者は配偶者の自宅での勤務も可能だ。