愛媛県と農業経営支援のマイファーム（京都市）は、就農支援に関する連携協定を結んだ。県はマイファームが運営する農業学校の受講生らに、愛媛で就農する上で必要な情報を提供する。また学校に対して講師の紹介や、研修用の苗木の提供などで協力する。若手農家らの愛媛での就農を後押しすることで、産地活性化と移住者数の拡大につなげる。マイファームは都会で仕事を続けながら農業を学びたい人向けに、農業学校「アグリイノベーション大学校」を東京や大阪で週末に開講している。

今年も夏の風物詩がお目見え。観賞用として人気を集める、善通寺市特産の四角いスイカの出荷が始まった。JA香川県の筆岡集荷場にずらりと並んだのは、一辺約18センチの「善通寺産四角スイカ」。6月、地域の農産品を保護する国の「GI（地理的表示）保護制度」に登録され、マークが印字された箱に検査を終えたスイカを詰めていった。

徳島市の阿波踊り（8月12～15日）の運営を担う民間3社の共同事業体は、1日午前10時からチケットの一般販売を始める。全てのチケットには、特定の観光施設で入場料が割引されるなどの特典が初めて付く。販売が始まるのは、4有料演舞場、選抜阿波おどり（あわぎんホール）、前夜祭（アスティとくしま）のチケット。今夏から市役所前演舞場の後半2部（午後8時半～10時半）が、主に有名連だけが踊り込む「プレミアム演舞場」となる。