男性は1升、女性は半分の5合の日本酒を直径約30センチの大杯で飲み干し、早さと飲みっぷりの豪快さを競う「どろめ祭り」が28日、高知県香南市の海岸で開かれた。「ぐーっと、ぐーっと」という掛け声に合わせ、酒豪自慢があっという間に杯を空けた。62回目の今年は県内外から男女24人が参加。約1万2千人の観客から大きな声援が送られた。
愛媛県は4月9日、観光、物産などの新たなPR戦略「まじめえひめプロジェクト」を始めた。県民性といわれる「まじめ」を統一コンセプトに、さまざまなメディアを使ったPRを行う。人気漫画「進撃の巨人」とのコラボレーション企画を実施。キャラクターが真面目になって愛媛県に出現するオリジナルストーリーを制作し、動画サイトで上映するほか、県内を巡るデジタルスタンプラリーを行う。自転車通勤時のヘルメット着用など同県の真面目なエピソードを満載したドラマ風コンセプト動画も公開した。
西日本第2の高峰・剣山(1995メートル)の山開きが4月29日、三好市東祖谷菅生の劔神社であり、氏子らが登山客の安全を祈願したと徳島新聞が報じた。三好、美馬両市とつるぎ町の職員、剣山観光推進協議会員ら約150人が参列。馬岡秀雄宮司が祝詞を読み上げた後、参列者が玉串を奉納した。神事の後、白い法被姿の氏子ら約20人がみこしを担ぎ、境内から登山口のリフト乗り場前駐車場までの約300メートルを練り歩いた。
外国語対応観光案内所「こうち観光ナビ・ツーリストセンター」は高知市が帯屋町のアーケード内に整備した。英語対応が可能なスタッフがいつも2~3人いるほか、大型客船が入るなど外国人観光客が多いと思われる時には中国語などが話せるスタッフも増やす。またセンター内には県内各地の観光地の英語や中国語などのパンフレットが置かれている。センター奥にはフリーワイファイや携帯電話を充電できるコーナーもある。