大阪府とインターネット検索大手「ヤフー」は28日、スマートフォン向けの防災通知アプリの新機能「訓練モード」を全国で初めて共同開発したと発表した。南海トラフ巨大地震を想定した9月5日の「大阪880万人訓練」で活用される。ヤフーと府は平成26年に災害時の情報提供に関する協定を締結。これまで「Yahoo!防災速報」のアプリなどを通じて、緊急地震速報や避難所の開設といった災害情報を発信してきた。
文部科学省が2日に公表した本年度の学校基本調査(速報値)で、京都府と府教育委員会は同日、府内分の結果を明らかにした。今春卒業した高校生(全日制と定時制)の大学や短期大学などへの進学率は3年連続で全国1位だった。小学校児童数や中学校生徒数は減少を続け、過去最少を更新。特別支援学校の在籍者数は2年ぶりに増加した。
西日本への販売拡大を狙う。きのこの生産や加工食品を製造する「雪国まいたけ」の工場が竜王町に完成した。新たに竜王町に完成したのは「雪国まいたけ滋賀パッケージセンター」。31日の竣工式には「雪国まいたけ」の関係者や竜王町長などおよそ30人が出席した。これまで「雪国まいたけ」のパッケージ工場は本社がある新潟県のみだった。
高野山霊宝館で7月14日、第39回大宝蔵展「高野山の名宝 『もののふ』と高野山」が始まったと和歌山経済新聞が報じた。弘法大師空海が816(弘仁7)年に開いた高野山には、武将たちが各寺院と師檀契約を結んだつながりで、供養塔やゆかりのある文化財が数多く伝わる。
奈良が持つ歴史文化資源の新たな活用拠点となる「奈良県国際芸術家村」(仮称)の起工式が110番日、同県天理市杣之内町で行われた。国会議員や県議ら関係者約70人が参加し、工事の無事を祈願した。平成33年度中の開村を目指す。芸術家村の敷地面積は約2.9ヘクタール。国宝や重要文化財が多い奈良の強みを生かし、文化財を活用したり、伝統技術の後継者を育てたりするための複合施設を建設する。