京都府は、舞鶴港で昨年1年間に取り扱った貨物の量をまとめた。コンテナが1万3402TEU(20フィートコンテナ換算での量)と過去最高にのぼり、貨物量全体も1161万1000トンと、8年連続で1000万トンを超えた。韓国とのコンテナ航路で、船会社2社による共同配船が始まったことで利便性が高まり、扱いの増加につながったと府港湾局はみている。府経済交流課と港湾局によると、対前年比で貨物量全体は7.3%、コンテナ取扱量は16.6%伸びた。
2017年12月に厚生労働省が発表した15年の都道府県別平均寿命で、滋賀県が男性で全国1位、女性で4位となり、長寿県として注目を集める。30年ぶりに男性トップを奪われた長野県は、滋賀県との違いをデータ分析した報告をまとめ、5年後の首位奪還を目指す。全都道府県で平均寿命と健康寿命は延びているものの、データ分析を踏まえた食事、喫煙、運動など生活習慣病の長期的な対策などによって明暗が分かれている。
生鮮マグロの水揚げ量が国内有数の和歌山県那智勝浦町・勝浦漁港で12日、体長2.74メートル、重さ450キロのクロマグロが水揚げされた。和歌山県漁業協同組合連合会の勝浦市場によると、1949年の市場開設以来、最重量という。地元の仲買業者が1キロ当たり1万5900円の約715万円で落札した。
奈良県と奈良市は世界遺産、平城宮跡(同市)周辺を奈良公園と並ぶ観光拠点に整備する。積水化学工業と連携して同社所有地に朱雀大路を復活延伸するほか、ホテル建設も検討する。24日に開業する平城宮跡歴史公園「朱雀門ひろば」と合わせて受け入れ体制を強化し、今後も増加が見込まれるインバウンド(訪日外国人)の観光、宿泊需要を取り組む。
全国農業協同組合連合会(JA全農)などは20日、日本酒の醸造につかう国産の酒米を英国に輸出したと発表した。まず秋田県と兵庫県の酒米を計4トン(日本酒換算で9520リットル)輸出し、現地に醸造所を設けた日系メーカーが4月から日本酒を試験醸造する。欧州で日本酒の人気が高まるなか、コメの輸出拡大につなげる。