6月にロシアで開催されるサッカーワールドカップに向けて、日本代表の必勝祈願が世界遺産の熊野三山で行われましたと関西テレビが報じた。和歌山県新宮市の熊野速玉大社で行われた必勝祈願祭には、日本サッカー協会の田嶋幸三会長を始めとした協会の役員や、地元のサッカー関係者が訪れた。熊野速玉大社には、日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている「ヤタガラス」が祀られているということで、ワールドカップ開催のたびに、協会の幹部らが必勝祈願に訪れている。
「こどもの日」の5日、春日大社(奈良市)境内にある萬葉植物園で、春の風物詩「萬葉雅楽会」が開かれ、小中学生によるしなやかな舞に来園者が見入っていた。奈良時代からの伝統である雅楽に親しんでもらおうと、毎年開かれている恒例行事。雅楽、舞楽を伝承する「南都楽所」に所属する子供が、練習の成果を披露している。
六甲山の豊かな自然とオルゴールの音色を楽しんでもらおうと、六甲オルゴールミュージアム(神戸市灘区)で11日、特集コンサート「六甲山の花々とオルゴール」が始まった。六甲山で楽しめる四季の花々の映像と共に、クラシックや童謡をオルゴールなどで演奏する。7月5日まで。同館は19~20世紀にかけて製作されたオルゴールなどの自動演奏楽器を数多く所蔵する。
大阪府藤井寺市で4日、道明寺歴史まつりが開かれ、古墳時代から戦国時代までの歴史人物に扮した市民ら約150人が近鉄道明寺駅前の商店街を練り歩いた。道明寺周辺は大坂夏の陣の皮切りとなった道明寺合戦の舞台だったことから2016年まで武者行列のみだったが、17年から年代を広げ、聖徳太子や菅原道真らも登場するようになった。行列は道真を祭る道明寺天満宮から近くの公園まで約600メートルをゆっくり進んだ。
鬼伝説の山・大江山の八合目付近にある京都府福知山市大江町北原の鬼嶽稲荷神社が、御朱印の授与を始めた。このところ、若い人たちの間で御朱印集めがブームになっていることから、神社を管理する北原自治会が、多くの人たちに参拝してもらおうと、授与することにした。鬼嶽稲荷神社は、もともと大江山の山頂に近い場所にあったという。江戸時代に伏見稲荷神社から分祀されたと言われ、大江山の守り本尊として信仰を集めている。