戦国武将、真田幸村が14年過ごした地としてNHK大河ドラマ「真田丸」の舞台の一つとなり、注目を集めた九度山町。観光客を呼び込み、盛り上がりを見せてきたが、ドラマの舞台は早くも大坂へと移ろうとしていると産経新聞が報じた。ようやく“本番”を迎えたとたん、わずか数週間の放送での移動に、「もう少し九度山を映してほしい」と願う声や、「盛り上がりの後が心配」とにわかに人気を集めた町の今後を懸念する声もあがっているという。
和歌山県の太地町漁協太地いさな組合が9日、ハナゴンドウ約30頭を畠尻湾に追い込み、小さな個体は逃がして約20頭を水揚げした。今月1日に太地町で小型鯨類の追い込み網漁が解禁されて以来、初めての水揚げ。畠尻湾で確認できた反捕鯨活動家とみられる外国人は1人で、混乱はなかった。
和歌山県田辺市下川上、日置川の支流「安川」で15日、麦わらの舟に新仏をのせ火を付けて流す盆行事「流れ施餓鬼」があった。遺族らが舟を見送った。地元愛郷会が守り継いでいる県無形民俗文化財。舟は長さ約8メートル、幅約1メートルで、愛郷会の会員が作る。 下川上集会所近くの河原で、近くにある法伝寺の瀬戸道雄住職が経を読み、参列者が焼香した。
海南市特産のハモや地酒をPRするイベント「鱧(はも)&地酒フェスタ」が30日、同市のJR海南駅前西側広場で開かれた。「ハモの解体ショー」なども開かれ、観光客らが同市自慢の料理や地酒に舌鼓を打った。特産のハモなどを通した町おこしに取り組む「鱧の街・菓子の街 海南プロジェクト実行委員会」が同市内の酒造メーカーと協力し、今年初めて企画した。
和歌山県すさみ町近海で2日、カジキ釣り大会「第21回すさみビルフィッシュトーナメント」が始まったと紀伊民報が報じた。大物を狙って80チームが出場、午前11時までに7匹が釣り上げられた。大会は2、3日の総重量で競う。町や漁協、商工会、観光協会などでつくる「すさみビルフィッシュトーナメント実行委員会」主催。