NTTは京都市動物園(左京区)の来園者がロボットと対話する実証実験を同園で始めた。人工知能(AI)技術を活用し、人間と雑談を交えながら対話を続けるのが特長で、将来の実用化に向けた検証を行う。ロボット本体は大阪市のベンチャー、ヴイストンが製造し、AI技術はNTTコミュニケーション科学基礎研究所が開発した。実証実験では、同園で人気の動物10種類のどれかをテーマに選べば、ロボット2体と数分間会話を楽しめる。
「京都マラソン観光ラン」が13日、京都市内で行われ、参加した約40人のランナーが走りながら、京都観光を楽しんだ。NPO法人「京都光華ランニングクラブ」が2年前から開催。西京極陸上競技場前をスタートし、参加者は伴走するコーチの指導を受けながら、約22キロ先の府立植物園前に向けて足を進めた。ランナーは白い息を吐きながら疾走。
京都市上京区の北野天満宮は、ホールや展示スペースを備えた施設「文道会館」を境内に建設、このほど完成した。展覧会や講演会などを通じて文化発信の拠点にするという。鉄筋コンクリート造り、地上2階、地下1階、延べ約4800平方メートル。1階には300人が収容できる多目的ホールや社務所、2階には賓客を出迎える貴賓室を設けた。
京都国立博物館(京都市東山区)で開催中の「国宝展」の来場者が50万人を突破し、21日、記念式典が行われたと烏丸経済新聞が報じた。同館120周年に当たることを記念して10月3日に始まった同展。国宝指定されている885件の中のおよそ4分の1に相当する210件を4期に分けて展示している。