総務省は11日、今年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査を発表した。群馬県の総人口に占める外国人の割合は2.69%で東京、愛知に次いで3番目に高かった。町村部の全国比較で、外国人数は大泉町が最多の7585人で、老年人口(65歳以上、日本人)の割合は南牧村の61.63%が最高だった。総人口に占める外国人割合は1位の東京が3.82%で、2位の愛知は3.12%。群馬は前年を0.26ポイント上回った。
群馬県は12日、東京・銀座にあるアンテナショップ「ぐんまちゃん家(ぐんま総合情報センター)」を移転開業した。県と外郭団体で運営していた従来の体制を一新。全国有数の集客力を誇る川場村の道の駅が物販・飲食部門の運営を引き受ける。京都の有名料亭が監修する県産食材を使った料理を提供するほか、観光など情報発信の機能も拡充する。
群馬県やJR東日本高崎支社などで構成する「ググっとぐんま観光宣伝推進協議会」(会長・大沢正明知事)は18日、7~9月に開催する「ググっとぐんま観光キャンペーン」の概要を発表した。群馬の観光資源である「水と山」のほか、富岡製糸場(富岡市)などに代表される「歴史」がテーマ。前年同期から約103万人増となる2120万人の誘客を目指す。
「東日本随一の古墳大国」をPRしようと、群馬県はスマートフォン用無料アプリ「ぐんま古墳探訪」を制作した。先月末から、県内の古墳・遺跡の情報やお薦めの周遊コースを掲載している。県によると、県内の古墳は1万3249基あり、東日本で2番目に多い。東日本最大の前方後円墳「天神山古墳」(太田市)など大型古墳の数は東日本最多で、気楽に古墳巡りを楽しんでもらおうと企画した。