広島県竹原市は、「うさぎの島」として観光客が増加している大久野島の桟橋に、竹原観光をより楽しんでもらおうと案内所を設置した。観光案内所は第2桟橋の休憩所の一部を改装してオープンした。案内所は第2桟橋が島の中心から歩いて10分ほどかかり、まわりに店舗がないことから、フェリーの待ち時間にお土産物や飲み物などを買ってもらうだけでなく、竹原市内の観光情報を発信するために設置された。
天守が現存する国内唯一の山城、備中松山城本丸(標高430メートル)=高梁市=で8日、1年間の汚れを落とす大掃除が行われ、観光客らが迎春準備の光景をカメラに収めていた。この日は雪が降る中、建設業者や瓦職人ら5人が国重要文化財の天守や二重櫓などの屋根に登り、落ち葉やサルのふん、クモの巣などを取り払い、瓦のずれや破損などをチェックした。
コウノトリ(国特別天然記念物)の飛来が相次いでいる島根県雲南市で、コウノトリのための人工巣塔が、市立西小学校の校庭にお目見えした。コウノトリが住める地域づくりのサポートに取り組んでいる同校児童らは巣塔の設置を機に、さらなる活動を展開することにしている。人工巣塔は、高さ約12メートルで上部に円形の巣台が付いている。
鳥取県米子市で7日、県西部特産の白ネギ「伯州美人」の出荷が本格化し、関西方面などに約200ケース(1ケース2.5キロ)が送り出された。伯州美人は、昭和初期から県西部で栽培している白ネギを品種改良。14年前、柔らかくて甘い食味が特徴の高級白ネギとしてブランド化した。今シーズンは、同市を中心に農家12戸が畑62アールに作付けした。