ゴルフ人口の減少を受け、全国で経営不振のゴルフ場が相次いで閉鎖、その跡地に太陽光（ソーラー）発電施設を建設する動きが活発化している。岡山県内でもここ10年内に15カ所（コースの一部閉鎖を含む）が閉鎖され、うち８カ所でソーラー発電施設が建設、あるいは計画が浮上している。かつてのグリーンのコースには、太陽光に輝くソーラーパネルが敷き詰められ、過疎の農村地域に新風景が出現している。

八十八夜（５月２日）を前に４月30日、島根県津和野町直地の製茶販売業「秀翠園」で一番茶の初摘みがあった。初夏を思わせる日差しの下、青野山のふもとに広がる茶畑で従業員らが10センチ程度に伸びた新芽を刈り取り機で摘んだ。直地地区は昼夜の気温差が大きく、日照時間が短い茶栽培の適地。江戸時代に津和野藩の奨励で栽培が広がった。

鳥取県境港の中野岸壁に2日、11万トン級のクルーズ船が初めて寄港した。寄港したのは、イギリス船籍のクルーズ船「ゴールデン・プリンセス」。全長290m、総トン数10万8900トンの大型客船で、横浜からアメリカ人やカナダ人など約2600人を乗せて、初めて境港にやってきた。岸壁を降りた乗客は、鳥取県知事の平井伸治さんや境港市長の中村勝治さんなどから出迎えを受けたり、米子市の人たちが踊る「花笠おどり」を鑑賞したりしていた。

維新胎動の地、山口へおいでませ――。山口県は22日、明治150年を記念した観光キャンペーン「幕末維新回廊」（５月12日～12月31日）のＰＲイベントを千葉市で開く。村岡嗣政知事と山口県出身のタレントによるトークショーのほか、山口の特産品が抽選で当たるスタンプラリーやクイズ大会を開催する。山口県と地域活性化包括連携協定を結ぶイオンがイベントに協力。イオンモール幕張新都心を会場とする。幕末維新回廊は山口県内の周遊観光を促すキャンペーンで、首都圏でのＰＲイベントは今回が初めてという。