新疆ウイグル自治区中国共産党委員会常務委員である李屹宣伝部長は1日ウルムチで、「今後10年から20年の間、南疆が新疆発展の重点となる」と発表しました。
南疆は和田地区やカシュガル地区などの三地州を含み、少数民族の集まった地区ですが、自然環境が厳しく、経済の発展も遅れていました。
李屹宣伝部長はCRI記者のインタービューを受けた際、「さまざまな歴史的な原因により、南疆の発展は北疆と隔たりがある。新しい支援建 設では、南疆三地州を新疆発展の重点にする。新疆の民生建設、発展プロジェクトなどは南疆をまず考慮し、少数民族居住地にも改革開放政策の実益を分かちあ えるようにする」と語りました。(翻訳:シンエン)
国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、8月1日声明を発表し、パキスタンの洪水対策を支援するため、国連中央緊急対策基金から1000万ドルを拠出することを許可しました。
パン事務総長は声明の中で「パキスタンで80年ぶりの深刻な洪水が発生し、現地住民に多くの死傷者と巨額な経済損失をもたらしたことに対 して心を痛めている。パキスタン政府と国民に見舞の意を示すと同時に、全力を挙げて、パキスタン国民を支援する」と述べました。(翻訳:任春生 チェッ カー:大野)
禹跡山大仏の震災後補強工事が7月末に完了し、中国の石造彫刻仏像の一つである禹跡山大仏が復元されました。
禹跡山大仏は四川省南部にある唐の末に作られたもので、その高さは16.81メートルに達します。
ここ数年、様々な自然的な要因や人的破壊、特に四川大地震による損害により、禹跡山大仏の本体は、風化や粉末化、微生物浸食、塗料の剥離などの劣化が見られていました。
震災後、技術者と文化財保護専門家が3ヶ月かけて、仏像の全面修復やダメージ処理、補強、風化防止処理などを行い、本来の姿を取り戻しました。(翻訳:ZHL)
中国初のネットゲーム管理規制が1日から実施されました。この「ネットゲーム管理暫定規則」の目的は、ネットゲームの管理を強化し、ユーザー、特に未成年者の権利と利益を保護し、健全なネット環境を作り出すことにあります。
この規制はネットゲームの内容、運営主体、経営活動、運営行為、管理監督、法的責任について明確な規定を打ち出しました。特に、未成年者の保護を重点とし、内容と技術の面で青少年が害を受けないよう、ネットゲームの運営者に要求しています。
国務院報道弁公室が今年6月に発表した「中国インターネット状況」白書によると、2009年末までに、ネット利用者3億8400万人のう ち、未成年者が3分の1を占め、インターネットの未成年者に対する影響はますます大きくなっています。専門家は、「青少年がネットを利用する主な目的は ゲームであり、青少年がネットゲームに溺れるのを防止するには社会全体の努力が必要である」としています。(翻訳:玉華 チェック:大野)
インドのカシミール支配地域で、最近、住民による反政府デモが日増しに激しくなっています。8月1日、警察と住民の衝突が起き、8人が死亡し、先週金曜日からの衝突による死亡者数は14人に上りました。
報道によりますと、この日、インドのカシミール支配地域のプルマワ村で、一部の反政府デモ隊が現地の治安当局に突入し、放火しました。衝 突中の死亡者は5人で、数十人が負傷しました。この他、カシミール州の州都スリナガルで、反政府デモ隊は現地の裁判所を襲撃し銃器を奪取したり、道路に障 害物を設けたりしましたが、現地治安当局が発砲し、2人が死亡しました。
インドのマンモハン・シン首相はこの日、内閣安全委員会会議を開き、カシミール地域情勢について検討しましたが、具体的な措置は発表されていませんでした。(万、大野)