甘粛土石流の被災地である舟曲県の小中学校では25日に、新学期が正式に始まりました。これについて、甘粛省教育庁の旦智塔副局長は「計画通りに、新学期を開始することは被災地の生活秩序の回復にとって、重要な一歩である」と語りました。

災害後の初めての授業は災害に対する安全知識と支援をくれた人々への感謝を知り、思いやりの心を持つといった内容で行われました。今後の学校生活が順調に進むよう、各学年ごとに心理カウンセリングが行われる予定です。（翻訳：トウ　徳花　チェッカー：吉野）

広東省の珠海市は26日に、経済特区設立30周年を迎えました。国務院はこの日、「珠海経済特区の範囲拡大に関する国務院の回答」を発表し、10月1日から珠海経済特区の範囲を全市まで拡大することを明らかにしました。

また、経済特区の拡大後、広東省と珠海市に対し、経済発展に繋がる全面的な計画の策定に力を入れ、改革開放における「窓口」と「テスト地 区」という特区の役割をより一層果たし、珠江デルタ地域の発展推進と、珠江・香港・マカオの3地域の共同発展の促進に寄与するよう要求しました。

今回の規模拡大は特区の4回目の拡大となり、特区内外の発展における不均衡を解決することを目指しています。（万、吉野）

韓国の聯合ニュースによりますと、アメリカのカーター元大統領は27日に、朝鮮の訪問を終え、朝鮮に拘束されていたアメリカ人男性ゴメス氏と共にピョンヤンを離れ、帰国の途につきました。

訪問期間中、朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南（キム・ヨンナム）委員長は25日の夜、カーター氏一行と会談し、晩餐会に出席しました。

カーター氏は25日にピョンヤン入りし、朝鮮訪問を始めたものです。（翻訳：玉華　チェック：吉野）