『宣言』はまた「関係各方面は積極的に地域間の鉱業協力に便宜を図り、鉱業聯合を促し、中国とASEANの鉱業全体の発展レベルを引き上げていくと共に、鉱業の情報化建設を強め、鉱業情報資源の共有メカニズムを探っていく」としました。

さらに「中国・ASEAN鉱業協力フォーラムを利用して、南寧で年に一度の会議を開き、必要な日常交流協力メカニズムを確立していく」としました。

中国南西部の四川省で、このほど大規模な地震観測ステーションの建設プロジェクトがスタートしました。それによりますと、地震の観測と速報能力を高めるため、2012年の末までに、四川省では23ヶ所の地震観測ステーションが新設される予定です。

このプロジェクトは中国地震局の実施した中国地震背景探測プロジェクトの一環で「国家地震安全計画」がスタートしてから初のプロジェクトでもあります。

四川省は地震帯にあり、ここ数年の地震活動は活発で、2008年5月12日に発生したマグニチュード8.0の地震では数万人の犠牲者が出ました。

中国衛生省が30日に発表したところによりますと、20年近くの努力を経て、中国児童の健康情況は明らかに改善され、5歳未満の児童の死亡率は絶えず低下し、国連のミレニアム開発目標を前倒しで実現したということです。

2000年、中国政府が『国連ミレニアム開発目標』に調印した際、2015年までに、5歳未満の児童の死亡率を1990年の3分の2に減少させると約束しました。2010年の統計によりますと、その結果は1991年より73.1％も減少し、目標を実現したということです。

また、衛生省の関係者は「中国の人口は多く、毎年死亡している児童の数は依然として多い。児童の衛生事業は引き続き進められるべきだ」と語りました。

第3回国際無形文化遺産フェスティバルが29日に中国西四川省の中心都市成都で開幕しました。

今回のフェスティバルは中国の文化省、四川省人民政府とユネスコ・国際連合教育科学文化機関が共催したものです。ユネスコのボコバ事務局長がフェスティバル開催に祝賀の書簡を寄せ「今回フェスティバルでは、中国の政府と国民が無形文化遺産保護の分野で収めた成果が展示され、また、四川大地震の発生3年後の四川省の経済発展状況がアピールされている」と述べました。

伝えられるところによりますと、今回のフェスティバルでは、国際無形文化遺産博覧会、無形文化遺産国際フォーラム、それに伝統的な出し物が疲労されるなど多くのイベントが行われます。

なお、このフェスティバルは6月11日に閉幕します。