各紙によれば日産自動車は16日、新型の小型車「ノート」を9月に発売すると発表した。新開発の小型エンジンを搭載、ガソリン1リットル当たり25.2キロ走行でき、ガソリン車でトップクラスの燃費性能を実現。スーパーチャージャーを搭載した排気量1200ccエンジンを採用。現行ノートの1500ccエンジンと同等のパワーを確保しながら、高効率の無段変速機と組み合わせ燃費を従来比約40%向上させた。価格はまだ公表していないが、「ハイブリッド車よりも安くて広い」のが特長という。
JR東京駅前の高層ビル「JPタワー」で17日、新しい東京中央郵便局とゆうちょ銀行本店がオープンしたと各紙が報じた。窓口ロビーは、旧東京中央郵便局の窓口ロビーで使用した大理石や窓枠、窓ガラスなどの内装材をそのまま使用し、雰囲気を継承。また切手シートや特殊切手など約200種類を常設する国内最大級の陳列コーナーも設けたという
東京電力が申請中の家庭向け電気料金の値上げについて、消費者庁の検討チームが17日、東電の社員の年収を現在実施している20~25%減から30%減に拡大するなど、さらなる経費削減策で値上げ幅を抑えるよう求める意見書をまとめたと各紙が報じた。消費者庁と内閣府の消費者委員会の意見書が出そろい、松原仁消費者担当相と値上げの認可権を握る枝野経済産業相が近く詰めの協議に入るという。
東京電力は、福島第一原発4号機の使用済み燃料プールにある新しい核燃料を、試験的に取り出す作業を18日、始めたと各紙が報じた。福島第一原発4号機の使用済み燃料プールには、1535体の燃料集合体が保管されていて、東京電力は来年12月までに燃料の取り出しを本格的に開始するとしている。それに先立ち、今回、試験的に取り出すのは、原子炉で使用していない新しい核燃料で、東京電力は18日、試験的に2体の燃料を取り出す作業に入ったという。