各紙によればマイナス金利や人口減で国内の銀行業が厳しい中、メガバンクが事業見直しを進めている。最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)は、三菱東京UFJ銀行の店舗の最大2割程度の削減を検討。みずほFGはIT化などで今後10年で1万9千人分の業務量を減らす。組織のスリム化で収益力を高める。三菱東京UFJ銀は約480店のうち1~2割の統廃合を検討する。みずほFGも店舗の統廃合や業務見直しを進める方針で、近く構造改革案として公表する。