日産自動車は8日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を2018年1月15日に始めると発表した。まず東京都や大阪府など9都府県、約30カ所に電気自動車(EV)「リーフ」や「ノート e-Power」を配備。対象車種やエリアを順次拡大する。リーフが搭載する自動運転技術、EV性能を体感してもらう狙い。Webサイトで「個人入会」を選び、氏名、連絡先、クレジットカードや運転免許証などの情報を登録。以降は、スマートフォンなどで予約できるようにする。乗車時はクルマの一部に免許証をかざすとドアが開く仕組みを導入する。入会費は無料。
内閣府が8日発表した2017年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.6%増、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算で2.5%増だった。プラス成長は7四半期連続で、比較可能な1994年4~6月期以降で最長となった。
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉が妥結したことで、2019年にも世界全体の国内総生産(GDP)の約28%、世界貿易額の約37%を占める経済圏が誕生することになる。日欧EPAによる関税の削減・撤廃で、日本では欧州産のワインやチーズ、パスタなどの値下がりが期待でき、消費者メリットにつながる可能性がある。