JRグループ7社は21日、来年3月16日に予定しているダイヤ改定の概要を発表したと各紙が報じた。東北新幹線は最高速度を国内最速の時速320キロに引き上げ、東京―新青森は最短2時間59分になる。秋田新幹線は新型車両「スーパーこまち」が運転を始め、最高速度が時速275キロから同300キロになる。平均の所要時間は東京―新青森で5分、東京―秋田で1、2分それぞれ短縮される。国内で新幹線の最高速度が上がるのは16年ぶりという。
日銀の白川方明総裁は20日、金融政策決定会合後に記者会見し、来年1月21、22両日に開く決定会合で物価目標をめぐる議論に結論を出す意向を表明したと各紙が報じた。日銀は現在設定している「物価安定のめど」を見直し、消費者物価指数の上昇率を前年比2%とする目標を新たに導入する方向だ。政府と日銀の政策協定(アコード)に関しては「どういう在り方が望ましいか考えていく」とし、新政権と検討する姿勢を示した。
各紙によれば日本マクドナルドは20日、注文から60秒以内に商品がそろわなかったらハンバーガー無料券をプレゼントする「ENJOY!60秒サービス」を、来年1月4~31日に行うと発表した。対象はすべてのメニューで、会計終了後から商品を渡すまでの時間が60秒を超えれば、人気ハンバーガー「ビッグマック」(通常価格290~340円)などと引き換えられるハンバーガー無料券がもらえる。60秒以内でもコーヒー無料券がもらえるという。
ソフトバンクモバイルは20日、スマートフォン向けの新しい電子書籍配信サービス「スマートブックストア」を22日から始めると発表したと各紙が報じた。インターネット上に加え、実際の書店でも電子書籍を買えるようにする。書店は当初、全国の約1500店舗が対応。利用者は「電子書籍版」とラベルが貼られた本をレジに持っていき代金を払うと、実物の本の代わりに「QRコード」が印刷された引換券を渡される。スマホでQRコードを読み取ると、専用サイトから電子書籍をダウンロードできる。当初の取り扱い作品数は約3万点。書店側は販売した電子書籍価格の15~20%を受け取れるという。