各紙によれば15日の東京株式市場で、ソフトバンクの時価総額が、データをさかのぼることができる2000年8月以来で初めて、終値ベースでNTTドコモの時価総額を上回った。ソフトバンクは8日続伸し、終値は前日比260円(4.6%)高い5960円となった。一時は6040円まで上昇、株式分割を考慮すると2000年6月以来の高値を更新した。時価総額は7兆1559億円となり、NTTドコモの時価総額7兆1062億円を上回った。
三洋電機は15日、タテ型洗濯乾燥機の2機種計4万5300台をリコール(無償回収・修理)すると発表した。対象は2005年9月~09年2月に製造され、品番が「AWD―E105ZA」「AWD―E105ZB」の洗濯乾燥機。電子基盤の部品が劣化して火花を出し、内部にたまったホコリに引火する可能性がある。これまでに3件の発火事故があったが、人的な被害はないという。
内閣府が16日発表した平成25年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)成長率の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で、平成24年10~12月期比0.9%、年率換算で3.5%となったと各紙が報じた。事前のシンクタンクなどの予想を大きく上回る値となっており、アベノミクス効果が出ている。プラス成長は2四半期連続。0.9%増は昨年1-3月期のプラス1.3%以来4四半期ぶりの高水準となった。
NTTドコモは15日、夏商戦向けのスマートフォンなど11機種を発表した。「ギャラクシーS4」「エクスペリアA」などスマートフォン10機種と、7インチタブレット1機種で5月下旬以降に発売する。全機種で電池容量を増やしたほか、画面に指を近づけると変換候補文字を拡大するなど、使いやすく改良。画面構成を「ケータイ風」にするなど、携帯電話と同様の使い方を望む利用者の要望にも応じ、「番号継続制度」による利用者の流出を食い止めたい考えだという。