流通大手のイオンは23日、ベトナムに輸出する青森県産のリンゴを出荷した。12月から現地のイオン店舗や提携先スーパーなど約70店で計25トンを販売すると毎日新聞が報じた。ベトナムへの日本産リンゴの輸出はことし9月、一定の条件の下で解禁された。日本産のリンゴは味や品質の評価がアジアで高い。ベトナムでの売れ行きを踏まえ、マレーシアやインドネシアなどへの販路拡大も検討するという。
東日本大震災の被災地である釜石市で、復興に向けた水産業振興のため、東京海洋大など3大学が共同で高級魚として関西などで親しまれているクエの養殖の研究を進めていると産経新聞が報じた。東北ではなじみの薄い魚を養殖することで新市場を開拓し、新たな「釜石ブランド」の名物に育てたい考えだ。
郡山ブランド野菜協議会の「郡山が贈る秋の美食ツアー」は7、8の両日、福島県郡山市逢瀬町の鈴木農場などで行われ、生産者と消費者が交流を深めたと福島民報が報じた。飲食店や旅行業者などと連携した新しい農業6次化の在り方を探るために企画した。会員の説明を受けながらニンジンやカブ、キャベツなど秋野菜の収穫を体験した。畑のあぜ道に設置されたテーブルで、市内のイタリア料理店ラ・ギアンダの加藤智樹シェフが採れたて野菜を材料に腕を振るったラザニアやスープなどを味わった
歴史的・文化的価値が認められる古い公文書を保存する県公文書センターが9日、寒河江市の県村山総合支庁西庁舎3階に開設されたと山形新聞が報じた。県政や県民生活の歴史などが記された史料約1200冊が公開されている。政上の手続きなどでは不要になった公文書の中から価値が認められる文書を同西庁舎の学事文書課分室に集め、確認・整理してきた。主に昭和以降の農地や財務、生活文化などの史料が閲覧できる。
秋田商工会議所は、秋田市内の123店舗が参加するワンコインスタンプラリーを7日に始めると河北新報が報じた。500円の商品やサービスを各店が用意。買い物客はスタンプを3個集めて応募するとディナー券などの景品が当たる。複数の店舗を巡る仕掛けを設けることで、新たな顧客獲得を目指す。期間は12月31日までの55日間。