2015年に宮城県内のホテルや旅館(従業員数10人以上)に泊まった外国人の数(延べ宿泊者数)は16万1250人で、07年以降では最多となったことが県のまとめで分かった。10年(約15万9000人)を上回り、東日本大震災前の水準を回復した。県の観光統計概要によると、14年と比べて5万8700人(57.2%)増加した。国籍別にみると、台湾が4万8760人で最多。中国1万9870人、米国1万9190人、タイ9800人、韓国8670人で、上位4カ国は過去最多の人数となった。
発電事業者の日本風力開発が、洋野町と久慈市の一部に最大出力16万2千キロワットの陸上風力発電施設の設置を計画していることが13日、同社への取材で分かったとデーリー東北新聞社が報じた。実現すれば岩手県内では最大となる見通し。現在は2022年の開設を目指して調査、検討を行っている。積極的に再生可能エネルギーを採用している岩手県内に立地し、全量を東北電力に売電することを目的に立案した。
青森県弘前市は、今年4月の熊本地震で大きな被害を受けた熊本城の復興支援へ、弘前城を含む現存12天守と熊本城などをモチーフにした特製トランプを作成した。29、30日に開かれる「全国城サミット」の主会場となる同市のヒロロ3階で義援金を募り、2千円以上寄付した人にトランプを贈呈する。限定500個で先着順。
土木学会は16日、歴史的土木構造物の保存を目的に選定する本年度の選奨土木遺産を決めた。本県からは、明治、大正期の多様な鉄道橋や駅舎などを有する「磐越西線鉄道施設群」(福島、新潟両県)が選ばれた。磐越西線は、郡山市のJR郡山駅から会津若松駅を経て新潟県を結ぶ鉄道路線で、2014(平成26)年には全線開通から100年を迎えた。住民生活や会津地方の観光を支えている。
山形県内のスーパーなどで現在、「芋煮会セット」の販売・貸し出しが始まり、山形の秋の風物詩「芋煮会」シーズンが到来したと山形経済新聞が報じた。県内のスーパーでは鍋、かまど、ござのほか、バーベキュー用コンロ、網、鉄板などの無料貸し出しがあり、道具を持っていない人でも「芋煮会」を楽しむ事ができる。薪の販売や芋煮に必要な食材のセット販売も行っている。