山形県鶴岡市の海岸で20日までに、アザラシの子どもが漂着しているのが見つかった。保護した市立加茂水族館によると、北米の西海岸などに生息するキタゾウアザラシの可能性が高く、国内で見つかったのは3例目で、日本海側では初めてとみられる。15日朝、海岸に流れ着いていたアザラシを近くの住人が見つけた。体長2.5メートル、体重273キロの雌で、頭やひれなどにけがをしている。
直径6メートル、高さ1.6メートルの大鍋「2代目鍋太郎」で牛肉やサトイモを煮込む山形の秋の風物詩「日本一の芋煮会フェスティバル」が17日、山形市の馬見ケ崎河川敷で開かれ、県内外から訪れた人は熱々の芋煮約3万食を味わった。大鍋には、県産のサトイモ6トンやネギ3500本、牛肉1.2トン、日本酒90リットルなどの具材が入れられ、早朝から大網などでかき混ぜながらじっくりと煮込んだ。
再生可能エネルギー発電のZEデザイン(京都市)が山形県最上町に建設していた木質バイオマス発電施設「もがみまち里山発電所」が完成し、18日に東北電力への売電を始めた。
敷地は民間からの借地約4500平方メートルで、2015年10月に着工。総事業費は約10億円。出力1000キロワットで年間発電量は792万キロワット時。ガスエンジン方式の小規模なガス化発電装置を導入し、燃料は周辺の山の間伐材だけを利用する。