東京にある福井県のアンテナショップ2店の2017年度売り上げは計3億4188万円で、02年のアンテナショップ設置以来、最高額となった。16年度比17・2%と大幅な伸び。店舗での販売に加え、都内の金融機関などの社員食堂への県産食材を使ったメニューの提供や、大手デパートで開いた「福井フェア」での売り上げが好調だったことが要因とみられる。県は本年度、取り組みをさらに強化し、総売り上げ4億円を目指す。
県と明治安田生命保険(東京)はこのほど地方創生の推進を目的に包括連携協定を結んだ。福井藩士で明治時代の政治家、由利公正が明治27年に創業した有隣生命保険を昭和18年に明治安田生命保険(当時明治生命保険)が継承していることを縁に「由利公正明治福井150年顕彰」として締結した。
福井県越前町で3月3日(土)・4日(日)の両日、道の駅越前で「第5回越前かに感謝祭」が開かれる。3月20日(火)に終了する今シーズンの越前がに漁の最後を締めくくる催しで、昨年は約3万人が訪れた。会場では越前ガニの即売はもちろん、越前水ガニの半身が入った特製カニ汁の販売や、越前水ガニの早向き競争、地元の人気キャラ越前かに太郎の登場と、カニにちなんだ企画を盛りだくさん用意している。
ことしの干支「戌」にちなみ、江戸末期から明治期にかけて旧大野郡内外で作られたとみられる犬の土人形が、大野市民俗資料館で展示されている。旧大野郡の郷土玩具「梅屋人形」とされる人形など12点が並び、来場者の目を楽しませている。31日まで。