福井県は5日、県民衛星打ち上げを予定している2019年度に、宇宙分野で世界最大規模の国際会議「第32回宇宙技術および科学の国際シンポジウム(ISTS)」が、福井市で開かれることが内定したと発表したと福井新聞が報じた。6~7月ごろに7日間開催される見込み。専門家による研究発表や宇宙技術の展示のほか、県民向け事業も予定しており、ISTSを通じた研究者同士の交流、県内企業の宇宙産業参入、科学教育の充実につなげる。
曹洞宗大本山永平寺(永平寺町志比)で大みそかの夜、唐門を一般の初詣客に開放する。唐門が一般開放されるのは鎌倉時代の開山以来、初めて。永平寺町では「大勢の参拝客が訪れるのでは」と期待している。一方、えちぜん鉄道では今年も永平寺初詣ツアーの参拝客の募集を始めた。唐門を通り抜け、山門で参拝することになる。
世界各国の漆芸家や研究者の作品を並べた国際漆芸展示会「三田村有純と各国の精鋭たち ~漆芸 未来への提言 二〇一六~」が15日、福井県鯖江市のうるしの里会館で始まった。各国の伝統文化に日本の技を織り交ぜた漆画や、現代的な意匠の漆器など、漆芸の新たな可能性を感じさせる16点を展示している。12月10日まで。
眼鏡枠企画製造のオンビート(高田政和社長)は、掛けたまま寝転んでも外れたり変形したりしにくい「リ・フレックスメガネ」を開発したと福井新聞が報じた。3~5日に東京で開かれる眼鏡総合展「IOFT2016」に出品するほか、12月から全国の小売店で販売する。 フレームは、厚さ0.6ミリの弾力性のあるベータチタンの板1枚をレーザーでくり抜き、金型を使わずに曲げ加工だけで仕上げた。