2016年 9月 26日(月曜日) 23:41 |
外務省の耿爽報道官は26日の定例記者会見で、「中国側は核兵器の全面的な禁止と徹底的な廃棄を一貫して主張している。さらに核兵器の先制不使用や、非核兵器保有国と非核地帯に対しては、無条件で核兵器の使用、または核による威嚇をしないことを明確に約束している」と述べました。
国連安保理が23日、包括的核実験禁止条約(CTBT)採択20周年に合わせて、同条約の早期発効を各国に促す決議案を採択しました。耿報道官はこれについて、「20年来、核実験の禁止は国際社会の共通認識となり、CTBTの早期発効を推し進めることは積極的な意義がある」とした上で、「中国は、最初にCTBTに調印した国の1つであり、終始一貫して同条約の趣旨と目標を断固として守っている。今後も引き続き、国際社会と共に、CTBTの早期発効に努めていきたい」との考えを示しました。 |
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2016年 9月 23日(金曜日) 01:40 |
中国人民銀行(中央銀行)は21日、米国における初の人民元クリアリングバンク(決済銀行)として、中国銀行ニューヨーク支店を指名したと発表しました。また、李克強首相も、ニューヨーク滞在中、「ニューヨークの条件を満たす金融機関による人民元クリアリングバンクの設立申請を歓迎する」と表明しました。これを受けて、外務省の陸慷報道官は22日、北京で開かれた定例記者会見で「人民元クリアリングバンクの設立は、人民元の国際化における重要な里程標となるだろう」と述べました。
陸報道官は、その際「人民元クリアリングバンクの設立により、米国における人民元の使用やクロスボーダー取引がいっそう便利になる。中国銀行も、『在米金融機関との協力を強化し、人民元貿易の決済規模をさらに拡大し、人民元の為替取引能力を向上させ、取引所などの取引機関との協力を強化し、市場のニーズに応える人民元建て債券やデリバティブ商品の開発を進め、中米の経済と投資の『金融の架け橋』となっていきたい』としている」と述べました。 |
2016年 9月 20日(火曜日) 20:45 |
第3回シルクロード国際映画祭が西安で開幕
第3回シルクロード国際映画祭が、9月19日夜、西安ラジオ映画大劇場で開幕しました。初めてシルクロードという名前が付けられたこの国際レベルの映画祭は、これからの5日間で、「発展中の映画、多様化文化」というテーマをめぐって、シルクロード沿線の国、世界的に有名な映画製作関係者は、西安という古城に集まり、シルクロードの探索精神と中国映画の発展を深く議論し、国内外の映画芸術の展示の場、協力の場と貿易の場の構築に取り組んでいます。
映画祭のレッド・カーペットを通る俳優
今回の映画祭に出品された作品は、すべてシルクロード沿線の国々からのものです。中国、アメリカ、イタリア、スペイン、インドなど35ヵ国と地域の映画合計676本に上っています。3回に亘る審査を経て、最終的に26本の映画がノミネートされました。映画祭開催中、思想性、芸術性と観賞性で優れた最新国産映画40本が西安で上映されます。
映画・「大話西遊Ⅲ」(チャイニーズ・オデッセイ)出演者
開幕式後、文芸の夕べが行われました。この文芸の夕べは、「古都との約束」から始まり、「シルクロードに誘われて」、「映画にある町」、「多様性文化」という3つの部分から構成されています。この中に、陝西省の特徴(要素)がたくさん取り上げられ、来場者はその多様な文化に魅了されました。この文芸の夕べは、舞台装置もレベルが高く、舞台には古代と近代、伝統とモダンを備えた幻想的な物語が演出されました。 |
2016年 9月 17日(土曜日) 12:54 |
15日午後10時4分、無人宇宙実験室「天宮2号」が甘粛省の酒泉衛星発射センターで成功裏に打ち上げられました。「天宮2号」は運搬ロケット「長征2号F」で打ち上げられてから約575秒後に、ロケットから切り離されて予定の軌道に乗りました。
天宮2号は、長さ10.4m、最大直径3.35m、重さ8.6トンで、実験室と保管室の2部屋で構成され、設計寿命は少なくとも2年とされています。主要任務は、有人宇宙船と物資輸送船の受け取り、宇宙科学実験と関連技術の実験、宇宙ステーションの建設と運営に関する鍵となる技術の検証です。
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2016年 9月 15日(木曜日) 19:39 |
王毅外相は14日、要請に応じ、日本の岸田文雄外相と電話会談を行いました。
王外相は、会談の中で、朝鮮の核実験に反対するという中国の立場を改めて表明し、「中国は、国連安全保障理事会のメンバーと共に、朝鮮半島情勢の新たな変化に対して必要な対応を取っていく。各国が安保理という権威あるルートに注目するなか、中国は問題解決に無益な単独制裁には反対する」との姿勢を示しました。
王外相は、また「いなかる情勢の下でも、和平交渉への努力を放棄してはいけない。現在の状況は、対話の再開に差し迫った必要性を示している」と述べました。
王外相は、さらに「中日関係は今前進しなければ後退するしかないという時期にある。日本側が両国関係の改善にプラスとなる行いと、海上の安定に利する行いにできる限り努めるよう期待する」と述べました。 |
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