2016年 9月 14日(水曜日) 10:13 |
北京市統計局及び国家統計局北京調査総隊が13日に発表した統計によりますと、今年1月から8月における北京の不動産開発投資総額は2294.4億人民元となり、前年同期比10.4%の減少が見られ、そのうち、住宅投資は前年同期比で2.9%減少したとしています。また、分譲物件の売上総面積は954.4平方メートルで、前年同期比12.6ポイント増となり、そのうち、住宅売上面積は前年同期比19.3%減となったとしています。 |
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2016年 9月 12日(月曜日) 23:31 |
外務省の華春瑩報道官は12日の定例記者会見で、日本の元自民党幹事長で日中友好協会名誉会長の加藤紘一氏が病気のため死去したことについて、哀悼の意を示しました。
華報道官は「加藤紘一氏は日本の名高い政治家であり、中国人民の古き友人でもある。加藤氏は日中友好に長く尽力し、日中関係の発展と両国の民間の友好交流を推進するために重要な貢献をした。中国は高く評価している」と述べました。 |
2016年 9月 09日(金曜日) 10:42 |
第19回中国・ASEAN首脳会議及び中国・ASEAN対話関係樹立25周年記念サミットが7日、ラオスの首都ビエンチャンで開催されました。会議後、ラオスは会議の議長国として「議長声明」を発表しました。
議長声明は25年間の中国・ASEAN関係の発展で収めた大きな成果を評価し、「中国とASEANの関係は最も豊かで活発な関係の一つであり、地域の平和と安定、繁栄のために前向きな貢献を払ってきた。ASEANの指導者は、中国がASEAN共同体の構築と、地域協力におけるASEANの核心的地位を支持することを称賛する」としました。その上で、中国・ASEANの協力で収めた進展を歓迎し、「双方は『一帯一路』、『2+7協力枠組み』(2つの政治的共通認識と7分野の協力)などの構想の実行を推進したい。2017年を『中国・ASEAN観光協力の年』に定めることを歓迎する」と強調しました。
議長声明は、南海の平和と安定を維持する重要性を強調し、中国・ASEAN外相会議で「『南海各側行動宣言』の全面的で効果的な実行に関する中国とASEAN諸国外相の共同声明」を採択したことと、中国が「南海行動準則」協議について提案した4つのビジョンを歓迎しています。また、今の南海情勢が緩和する流れを客観的に反映しており、「南海各側行動宣言」の全面的、効果的な実行、「南海行動準則」の協議の推進をしていくことで、南海の平和と安定を共同で維持していけるとの自信と意欲を示しました。 |
2016年 9月 07日(水曜日) 21:14 |
中国科学院第14期百人計画の入選者を対象とするセミナーが6日、北京で開かれ、「百人計画」の入選者105人と「青年千人計画」の入選者22人が参加しました。セミナーは海外出身の研究者に対して、国情と科学院の状況への理解を深めてもらうために、2003年から行われているものです。
中国科学院の「百人計画」は、1994年に開始した科学技術分野における優秀人材の招致・育成計画です。これまでに国内外の人材合わせて2500人あまりを採用し、育成しました。また、2010年からは「青年千人計画」も始まり、計511人の人材を採用しています。 |
2016年 9月 06日(火曜日) 23:17 |
G20サミットが5日に閉幕しました。サミットの成果として、「改革、発展、モデルチェンジ」という3つのキーワードは世界経済の発展方向と発展パターンの問題を答え、軟調な世界経済の回復を導くだろうと見られています。
ここ8年間、世界経済はすっかり活力を失い回復が遅れているため、悲観視している人が増えています。世界経済の低迷状態を手つかずのままにしておくと、改める機会を逸してしまうという意見も出ています。G20杭州サミットでは、低迷状態を乗り越えるには各国が手を携え、改革を推し進めることが必要だということで認識を一致させました。習近平主席は閉幕式で挨拶し「病気を治療するのと同じで、病原となるものを見つけて治療しなければならない。財政、通貨、構造改革など総合的な政策を生かす必要がある。国際社会にG20の構成メンバーがともに世界経済の成長を促進していくというシグナルを伝えていく」と話しました。
さらに発展について、習主席は「今年、G20は初めて発展問題を世界マクロ政策枠組みの主軸に据えた。2030年までの持続可能な発展の議題に行動計画を制定し、アフリカ諸国と後発開発途上国の工業化に協力を行ったことから、画期的な意義を持っている。発展は中国で大事な問題であり、第13次五カ年計画でイノベーションと発展を堅持し、特にイノベーションを国家発展の中心に置くという向こう5年間の中国の発展ビジョンを描いた」と述べています。
今会のサミットにおける発展の議題は各側から評価を得ています。国連の潘基文(パンギムン)事務総長は4日、杭州で「中国がG20の輪番議長国として大きな貢献を払ったことに感謝したい。中国は国連が出した2030年までの持続可能な発展の構想をサミットの中心的な議題にした。それは歴史的な貢献だと言える」としました。
G20サミットが開催されてからの8年間、世界経済はまるで緊急治療室からリハビリの診察室へとたどり着いたようだと言えます。杭州サミットでモデルチェンジがますます重要になってきており、習主席は「G20は設立当初の危機対策から、長期的なガバナンス体制、短期的な政策を重視していくことから、短期的と中長期的な政策のいずれも重視することへシフトしていかなければならない」と指摘しました。
第11回G20サミットはモデルチェンジという節目の時期を迎えました。中国の役目は最初の参加者から、調整、提唱者、リーダーという立場へと変化しつつあると言えます。 |
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