香港特別行政区で、区議会の一般選挙が来月24日に行われます。選挙管理委員会は18日、「ここ数カ月間、デモ行為や衝突事件が絶えず発生し、暴力事件も相次いでいる。有名人が襲われたり、議員の事務所が壊されたりして、治安が大変心配だ。選挙期間中は、いかなるおどしや暴力の発生も許さない」と表明し、平和を維持し、秩序ある公平で公正な選挙とするよう市民に呼びかけました。

また委員会は、「区議会の一般選挙は非常に重要な場で、有権者413万人が公民の権利を使って投票により代表を選ぶものである。万全を期すために、突発的状況が発生した際の対応策を講じている」と語りました。

王毅外交部長は14日、台風による被害を受けた日本の茂木敏充外務大臣に見舞いのメッセージを贈りました。

王部長は、「台風で深刻な被害を受けたと聞き、大変驚いている。犠牲者に深い哀悼の意を表し、その家族や被災地の住民に心から見舞いを申し上げる。被災地の皆様が１日も早く立ち直り、復興を果たすよう祈る」と表明しました。

晴海ふ頭に停泊中の駆逐艦「太原」（撮影：李宇）

今月10日から日本を訪問していた中国海軍のミサイル駆逐艦「太原」が16日午前、東京の晴海ふ頭から帰国の途につきました。途中、日本側の要請に応じて、東京湾の南側で日本の海上自衛隊の護衛艦「五月雨」と合同訓練を行いました。

「五月雨」との信号灯通信訓練（撮影：李宇）

訓練では、編隊航行に続き、信号灯の通信も行われ、「太原」は「CHINA」、「五月雨」は「JAPAN」と互いに信号を出し合いました。そして訓練終了後に、双方の乗組員がブリッジに整列し、互いに別れを告げました。「太原」の石磊艦長は「今回の合同訓練は相互理解や実務協力の増進につながった」と述べています。（鵬、森）

「五月雨」に別れを告げる「太原」の将兵たち

国家統計局は15日、先月のCPI（消費者物価指数）は前の年より3％上昇、 PPI（生産者物価指数）は同じく1.2％下落、前月比ではわずかに上昇したと発表しました。いずれも今後は安定に向かうとみられています。

先月のCPI上昇率は、今年最も高い3.0％の上昇であり、中でも食品は11.2％の値上がり幅でした。

また食品以外については、ヘルスケア、教育、アパレル用品が上昇傾向で、交通や通信はやや下落しました。

PPIについては、8月は前月比でわずかな下落でしたが、9月は0.1%の上昇、また前年比で1.2％の下落でした。