2019年 10月 07日(月曜日) 13:37 |
日本の安倍晋三首相が2日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ=CMG)の独占インタビューに応え、前日に迎えたばかりの中華人民共和国成立70周年に向けた思いや、両国関係について語りました。
安倍首相はまず、中華人民共和国が成立70周年を迎えたことに日本国民を代表して祝意を表し、「今日の素晴らしい国を築き上げたことに敬意を表する」と示しました。また、先月大阪市で最終戦が終わったばかりのワールドカップバレー2019女子大会での中国代表の優勝を祝福しました。
両国の関係について安倍首相は、「1972年の国交正常化以来、中国と日本は本当に切っても切れない関係にある。人的交流が進むことで相互理解が進み、両国関係を強靭にしている」とした上で、今年6月のG20大阪サミットを振り返り、「大阪サミットでは、新しい時代の新しい世界のルールを一緒に作っていくという姿を見せることができた。両国は、地域や世界の平和と安定、繁栄に対して責任を持つ国、立場にある。今後、第三国に対する支援を含む、新時代にふさわしい様々な協力をしていきたい」と展望しました。また、「政治や外交以外の分野でも、スポーツを含む人と人との交流、そして様々な分野において、日中関係をより強固なものにしていきたい」とも語りました。
さらに、来年春頃に実施することで両国首脳が合意に達した習近平主席による訪日に向けて、「令和時代に新たな日中関係のスタートを告げる国賓訪問となることを期待している」と示しました。(取材:王丹丹、王洋、劉睿、李衛兵、傅博 写真:劉睿 校正:梅田 謙)
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2019年 10月 01日(火曜日) 23:38 |
日本の横浜中華街で10月1日、横浜市と東京都の華僑代表1500人余りが国慶節のパレードを実施し、新中国の成立70周年を祝いました。
パレードの出発式では孔鉉佑駐日大使が挨拶し、華僑たちが70年にわたって祖国と運命を共にし、祖国の統一を擁護し、祖国の建設を大いに支持するとともに、中日友好の交流と協力を積極的に促進し、祖国の発展と進歩に前向きな貢献を払ったと賞賛しました。孔大使はその上で、「両国間の絆としての栄光ある伝統を発揚し、さらに努力を重ねることで、祖国の改革開放と現代化建設のため、そして中日友好のためにより大きく貢献してほしい」と期待を示しました。
獅子舞
腰鼓の演奏
旗袍(チャイナドレス)ショー
パレードに参加する、漢服を着た人々
友情出演した相模高等学校の吹奏楽部
横浜中華街・国慶節パレードの様子 |
2019年 10月 01日(火曜日) 00:18 |
中国インターネット情報センターの発表によりますと、6月末現在、中国では、携帯電話を通じたインターネット接続者の数が8.47億人に達したと同時に、携帯電話を使ったインターネット接続の割合が全体の99.1%に達したことが分かりました。
中国では、衣食住からレジャー、エンターテイメント、パスポートの申請手続きなどに至るまで、スマートフォンだけで済ませることができるようになっています。北京で暮らしているOLの劉さんは、「今、出かける時は財布を使わなくなった。地下鉄の改札も、退勤後のちょっとした買い物もすべてスマートフォン一つで済ませている。家にいるときは、携帯を使ってショートムービーや娯楽番組を楽しんだりしている。週末の映画や舞台などの鑑賞、ちょっとしたレジャーも携帯でチケットを予約している。今の自分は携帯がないと困るぐらいに思っている」と話しています。
関連報告書によりますと、2019年第2四半期における中国のモバイルネットユーザー1人当たりのアプリのダウンロード数は56本で、1人当たりのアプリの使用時間が1日平均4.7時間になっているということです。OLの薛さんはここのところ、青果店で買い物をしなくなったそうです。「野菜などのほしい食材は帰宅するバスの中で、スマートフォンで注文しておけば、2時間ほどで自宅に届く。お蔭で、帰宅した後、すぐに食事の準備を始めることができる。自分のペースに合っているので快適に思う」と語りました。また、北京市内で年老いた両親と暮らす呉さんは、スマートフォン用アプリを使って、両親の行く病院の問診番号を予約しています。「アプリで予約した時間に病院に行けば、以前のように長い列に並ぶことなく診療を受けられるので、手間が省かれ、ずいぶん楽になっている」と、安堵の気持ちを示しました。
中国インターネット情報センターの発表によりますと、6月末現在、中国では、携帯電話を通じたインターネット接続者の数が8.47億人に達したと同時に、携帯電話を使ったインターネット接続の割合が全体の99.1%に達したことが分かりました。
中国では、衣食住からレジャー、エンターテイメント、パスポートの申請手続きなどに至るまで、スマートフォンだけで済ませることができるようになっています。北京で暮らしているOLの劉さんは、「今、出かける時は財布を使わなくなった。地下鉄の改札も、退勤後のちょっとした買い物もすべてスマートフォン一つで済ませている。家にいるときは、携帯を使ってショートムービーや娯楽番組を楽しんだりしている。週末の映画や舞台などの鑑賞、ちょっとしたレジャーも携帯でチケットを予約している。今の自分は携帯がないと困るぐらいに思っている」と話しています。
関連報告書によりますと、2019年第2四半期における中国のモバイルネットユーザー1人当たりのアプリのダウンロード数は56本で、1人当たりのアプリの使用時間が1日平均4.7時間になっているということです。OLの薛さんはここのところ、青果店で買い物をしなくなったそうです。「野菜などのほしい食材は帰宅するバスの中で、スマートフォンで注文しておけば、2時間ほどで自宅に届く。お蔭で、帰宅した後、すぐに食事の準備を始めることができる。自分のペースに合っているので快適に思う」と語りました。また、北京市内で年老いた両親と暮らす呉さんは、スマートフォン用アプリを使って、両親の行く病院の問診番号を予約しています。「アプリで予約した時間に病院に行けば、以前のように長い列に並ぶことなく診療を受けられるので、手間が省かれ、ずいぶん楽になっている」と、安堵の気持ちを示しました。 |
2019年 9月 26日(木曜日) 18:12 |
(撮影 李晋)
(撮影 李晋)
北京市内と河北省の国家級開発拠点である雄安新区を結ぶ高速鉄道の、北京西駅から大興国際空港までの区間が、26日に開通しました。所要時間は28分で、市内と空港が高速鉄道、連絡鉄道および高速道路などで移動できる便利な交通体系ができあがりました。
(撮影 李晋)
開通した高速鉄道を走る「復興号」は、座席が従来の一列5人掛けから左右2人ずつの4人掛けに変わり、通路が広くなって荷物の移動が便利になりました。
(撮影 李晋)
この鉄道は、北京西駅から北京大興駅、大興国際空港駅、固安東駅、覇州北駅を経て、雄安駅に達する全長92.03キロです。北京市大興区の李営駅から空港と、空港から雄安駅の2区間に分かれて建設工事が行われ、今回未開通である空港から雄安駅までは、来年末に開通の予定です。 |
2019年 9月 25日(水曜日) 18:44 |
国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官は25日の定例記者会見で、「この70年間における両岸関係をどう評価するか」という記者からの質問に対して、「この70年間の両岸関係は両岸同胞が隔絶を打破し、交流協力と相互往来が日々緊密になってきた歴史である」と述べました。
また、馬報道官は「2018年末までに、両岸人民の往来は1億3500万人に達しており、そのうち台湾同胞が大陸を訪れる人数は1億人を超えている。2018年の両岸貿易額規模は2262億5千万ドルに達しており、2019年7月までに大陸側は台湾企業のビジネス投資プロジェクト11万超に批准し、台湾企業の投資金額690億ドルを実際に用いた」と紹介しました。
さらに、馬報道官は「2018年末までに大陸側は台湾への関税を累計1552億ニュー台湾ドル減少させ、56の台湾の金融企業と1033の非金融企業は早期の優待政策を利用して大陸でサービスを提供している」と述べました。その上で、「両岸の指導者は歴史的な会合を実現し、政治上の交流は新たな高みへと達した。この70年間における両岸関係は台湾独立分裂活動に反対してそれを封じ込め、国家の主権と領土の完全性を確固として守る歴史である。また、両岸関係の平和発展を推進し、祖国平和統一のプロセスを推し進めてきた歴史でもある」と述べました。 |
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