2017年 8月 30日(水曜日) 09:25 |
外務省の華春瑩報道官は29日、「洞朗地区に進入していたインド軍の兵士や設備はすべて、インド側の地域に撤退した。中国軍は引き続き同地域において巡回と駐留を続ける」と述べました。
これはこの日の定例記者会見で華報道官が述べたもので、更に「国境を守り、地元に駐在する軍隊と民間の生活環境を改善するため、中国は洞朗地区で道路を含むインフラ施設の建設を長期にわたり進めてきた。我々は天気などの各要素を考慮したうえで、実際の状況を踏まえて関連の建設計画を実施する」と示しました。 |
|
2017年 8月 28日(月曜日) 19:26 |
外務省は28日、同日午後2時30分ごろ、インド側が中国の洞朗(ドクラム)地区に進入していた兵士と設備をすべてインド側に撤退させたことを中国側関係者が現地で確認したと明らかにしました。
外務省はまた、「中国政府はインドとの善隣友好関係の発展を重視している。インド側には歴史上の約定と国際法の基本原則を遵守し、中国と共に、領土主権の相互尊重を基礎に、国境地域の平和と安定を維持し、両国関係の健全な発展を促進していくよう希望する」と強調しました。 |
2017年 8月 25日(金曜日) 17:05 |
中国製の医療設備である「聯影96環PET-CT」を日本の名古屋にある藤田保健衛生大学病院が購入し、24日、その除幕式が行われました。中国製の医療設備が日本市場に進出したのは今回が初めてです。
PETとは、positron emission tomography (陽電子放出断層撮影) の略で、放射能を含む薬剤を用いて行う核医学検査の一種です。放射性薬剤を体内に投与し、その分析を特殊なカメラでとらえて画像化します。PET-CT検査とは、CT装置を併用することで、時間差による画像のずれを防ぎ、高精度に位置を合わせることができます。そのため、さらに鮮明な画像で、腫瘍の位置や大きさを撮影することができ、詳しい分析が可能です。
上海聯影医療科学技術有限公司が自主開発したこの設備は、スキャンのスピードと解像度といった二つの面で優位性を持っています。
これについて、藤田保健衛生大学の星長清隆学長は「ここ数年、中国の科学技術が急速に伸びている。我々がわざわざ上海へ行って、この医療設備の機能などを確認した。その結果、実際の運用効果が良好で、しかも解像度は欧米の製品より高いが、値段的には安い。そのため、この設備の購入を決定した」と述べました。
なお、この除幕式には名古屋駐在中国領事館の鄧偉総領事らが出席しました。 |
2017年 8月 24日(木曜日) 21:01 |
今年、中国に上陸した最も強い台風「台風13号(ハト)」が23日正午、広東省珠海市南部に上陸し、中国の華南地方や香港、マカオなどの地域を襲いました。「台風13号」はマカオ上陸時に瞬間最大風速が約60メートルに達したとされており、24日午前4時30分現在、マカオでは死者8人、負傷者153人を出しています。
関係筋によりますと、「台風13号」は今日夕方前後には中国の雲南省とベトナムの境で熱帯低気圧に変わる見込みだとのことです。 |
2017年 8月 22日(火曜日) 18:52 |
外務省の華春瑩報道官は21日、北京での定例記者会見で、「8月15日、インド側が中国とインドの国境地帯の西区間で中国兵士に強くぶつかり、けがをさせたことは事実である。これに対して、中国側は強い不満を示すと同時に、インド側に厳正な申し入れを行った」と述べました。
その中で、華報道官は「8月15日、中国の国境部隊が中国・インド国境地帯の西区間パンゴン湖地区で巡回していた際に、インド国境部隊に阻止された。そのときにインド側が中国兵士に強くぶつかり、けがをさせたことは確認された事実である」と説明しました。また、「インド側のこの行動は双方が国境地帯の平和と安寧のために達成した合意に背き、中国とインド国境地帯の西区間の情勢を脅かしている」と指摘し、インド側に対して、両国間で達成した関係協議と規定を順守し、国境地区の平和と安定を確実に守っていくよう求めました。 |
|
|
|
<< 最初 < 前 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 次 > 最後 >>
|
156 / 676 ページ |