9月2日付けで発行された「マカオ特別行政区政府公報」が、第5代行政長官選挙の結果に関する終審法院の審査決定を掲載し、集計を確認した結果、第5代行政長官には賀一誠氏が選出されたと発表しました。

マカオ特別行政区の第5代行政長官選挙は、先月25日に行われました。唯一の候補者であった賀一誠氏が、得票率98％に達する392票を獲得しました。

マカオ特別行政区政府行政長官は、マカオ基本法に基づき広範囲の代表性を持つ行政長官選挙委員会によって選出された後で、中央人民政府により正式に任命されます。任期は5年です。

香港警察は、香港の独立を企む勢力のリーダー3人をそれぞれ逮捕しました。逮捕されたのは黄之鋒（22歳）、周庭（22歳）、陳浩天の3人です。

黄之鋒は30日早朝に香港仔（アバディーン）で、周庭は同じ頃に大埔（タイポー）で、いずれも警察本部襲撃事件のあった6月21日に無許可の集会への参加を扇動していた罪などにより、身柄を拘束されました。

また、去年取り締まられた「香港民族党」創設者の陳浩天は、29日に香港空港から日本の東京への渡航手続きを行った際に、組織犯罪などの疑いで警察に身柄を拘束されました。

中華人民共和国成立70周年を祝賀する大会が国慶節の10月1日に北京の天安門広場で開催されます。その際、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中国共産党中央軍事委員会主席が重要なスピーチを行います。

祝賀大会後は、盛大な閲兵式とパレードが行われる予定です。

夜は祝賀文芸の夕べと花火大会が催され、中国共産党・国家の指導者らと首都各界の人々が参加します。

また、祝賀活動の一環として、習近平国家主席は中国の特色ある社会主義建設と国家の安全保障を擁護することに大きく寄与した人に「共和国勲章」、中国の特色ある社会主義現代化建設と海外との交流協力および世界の平和を擁護することに大きく寄与した外国人に「友誼勲章」、経済、社会、国防、外交、教育、科学技術、文化、衛生保健、スポーツなどの分野に大きく寄与した人に「国家名誉称号」を授与します。

重慶で開催中の2019中国国際スマート産業博覧会において27日、「5G智聯未来サミット（5Gインテリジェント・フューチャー・サミット）」が実施されました。会議には国内外の研究者らが出席し、5G技術や5Gを用いた産業のスマート化などが議論されました。

今年6月に工業情報化部が5Gの営業許可証を企業4社に発行したことで、5G通信は商用化の段階に入りました。工業情報化部情報通信管理局の韓夏局長は「5Gの商用化は幸先のよいスタートを見せ、通信網の建設は安定的に進んでいる。年内に50都市に合わせて5万カ所以上の基地局を建設する計画だ。5G通信と各分野との融合については、5G＋工業インターネットやテレマティクス（クルマのインターネット、IoV）がブレークスルーを収めたほか、交通や医療の分野でも100件を超える活用例が形成された」と紹介しました。

5G産業の発展について中国はオープンな姿勢で各国との協力を推進しており、ノキア、エリクソン、クアルコムなどがすでに中国の5G市場に進出しています。

5G産業は今年、世界的に見ても重要な時期を迎え、米国、ヨーロッパ、日本、韓国などで5Gの商用化が加速しています。今年7月までに18の国と地域が5Gサービスの正式な提供について発表しました。5Gの発展により、中国と世界とのつながりはますます密接になっていきます。