NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務総長は14日、「NATOはアフガニスタン政府とタリバン勢力との和平交渉を支援する意向である」と述べました。
ブリュッセルで14日、NATOの加盟国28ヶ国の外相と国防相による会議が開催され、ラスムセン事務総長は会議後の記者会見で、「要請 があれば、われわれはこの和平交渉にできる限りの支援を提供する。アフガニスタンの和平はアフガニスタン政府が主導するべきである。武器を放棄し、武装勢 力と関係を断絶した人々をNAROは受け入れる準備がある。タリバンへの軍事的圧力は依然重要である」と述べました。
この会議に出席したアメリカのゲーツ国防長官は、「タリバンとの和平交渉はアフガニスタン問題の解決にプラスとなる。われわれは全力を挙 げてこれを支援する」としました。クリントン国務長官は「タリバンとの和平交渉は始まったばかりで、成果を期待できるかはまだ断定できない」と述べまし た。
チリ北部の鉱山落盤事故で、地下から救出され病院に収容された作業員33人のうち、2人が14日夜、退院しました。
病院の関係者によりますと、15日以降も、体調に問題がない作業員から順次退院するということです。これに先立ち、チリの保健相は「作業員は全員健康で、状態は驚くほど良好だ」と明らかにしました。(鵬)
北京放送の正門にて、代表団の集合写真
15日の午前中、日本長野県日中友好協会の山根敏郎団長代行をはじめとする訪中団一行の40名が中国国際放送局を訪問し、中国国際放送局の張富生副局長と会談しました。
会談中の中国国際放送局の張富生副局長(右)と山根敏郎団長代行(左)
張局長は会談の際、代表団の来訪と長野県日中友好協会の長年に渡る北京放送の放送事業への支援と支持に対して歓迎と感謝の意を表し、中国国際放送 局の最新事業について説明すると共に、「今後も中国国際放送局の事業に注目し、番組作りをはじめとする諸事業に貴重なご意見をお寄せいただけるようお願い します」と述べ、これに対し、山根敏郎団長代行は、中国国際放送局の事業を高く評価した上で、「中国国際放送局のますますの発展を期待し、北京放送との連 携をより深めていきたい」と語りました。(取材:トウ 徳花 馬 ゲツ)
中国国際放送局を視察している代表団の一行(左は中国国際放送局の張富生副局長)
報道によりますと、双方の意見の食い違いは主に、遺伝資源の商業利用にあります。先進国は、新型インフルエンザーなどが発生する時に柔軟な措置を 取ることを求めています。これに対し、発展途上国は受け入れられませんでした。発展途上国は関連の利潤問題に注目し、利潤を獲得する対象と範囲の拡大を要 求しましたが、先進国の反対を受けました。
この会議は18日から29日まで名古屋で開かれる第10回『生物多様性条約』締約国会議のための予備会議です。(翻訳:董燕華)
国連事務総長の特別代表で防災担当のワルストム氏は「2030年、世界人口の60%が都市部で暮らすことになる。農村部と比べて、都市部は便利さ と雇用チャンスに恵まれている。しかし、自然災害による脅威も日増しに増えている」とした上で、都市部の管理者と住民が共に、自然災害による都市部への破 壊防止に力を入れるよう、呼びかけています。
この日、国際赤十字・赤新月社連盟も報告を発表し、「都市部で発生している中小規模の自然災害は、住民の暮らしを破壊するばかりか、ミレニアム開発目標の実現も妨げられる」としています。(朱丹陽)