犬や猫に所有者の情報を記録した「マイクロチップ」装着を義務付けることなどを柱とする改正動物愛護法が12日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。飼い主がペットを安易に捨てることを防ぐほか、災害などで迷子になった際に役立つ。生後56日以内の犬や猫の販売禁止や動物虐待への罰則強化も盛り込まれた。改正法は議員立法。マイクロチップは直径2ミリ、長さ12ミリ程度の円筒形で、獣医師が注射器で犬や猫の体に埋め込む。記録された15桁の番号を専用の機械で読み取ると、飼い主の情報と照合できる。
中東の原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡近くで13日、石油タンカー2隻が攻撃を受けた。報道によると、魚雷による攻撃との情報もあり、船体が大きく損傷したという。バーレーンに司令部を置く米海軍第5艦隊は声明で、「攻撃の情報は承知している。救難信号を2度受信し、海軍艦艇が現場海域で救援活動を行っている」と明らかにした。日本の経済産業省は、ホルムズ海峡付近で日本関係の貨物を積んだ船2隻が攻撃を受けたと発表した。
上野動物園のジャイアントパンダの子供、シャンシャン(香香、雌)が12日に2歳の誕生日を迎える。上野駅周辺のデパートなどでは、誕生日を祝おうとさまざまなイベントを開催。中国にシャンシャンを返還する時期が来年12月までに延びたこともあわせて、街は喜びの声にあふれている。松坂屋上野店では、隣接している商業施設「PARCO-ya」とコラボし「ハッピーパンダフルデイズ」と題して18日までイベントを開催中だ。
ブレーキとアクセルの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置を買った高齢者に、東京都は、購入・設置費の9割ほどを補助することを決めた。4月に池袋で母子2人が死亡した事故を受け、対策を検討していた。来年までの1年間程度に限った措置ではあるが、異例の高率補助で設置を促す狙いだ。小池百合子知事が11日の都議会の代表質問で明らかにした。
陸上の全米大学選手権第3日は7日、米テキサス州オースティンで行われ、男子100メートル決勝はサニブラウン・ハキーム(20=フロリダ大)が17年9月に桐生祥秀(23=日本生命)がマークした日本記録を0秒01上回る9秒97(追い風0.8メートル)の日本新記録で3位となったサニブラウンは5日の準決勝で追い風2.4メートルの参考記録ながら9秒96をマークし、全体2位で決勝に進んでいた。