岐阜県不破郡垂井町宮代、南宮大社の51年に1度の式年遷宮祭が、11月2~4日に開かれる。12年前から進めてきた「平成の大修理」はほぼ終わり、拝殿や楼門は鮮やかな朱色に塗り直し、美しく修繕された。氏子らは「半世紀に1度の一大行事。携わった全ての人の心に残るような祭りにしたい」と話している。前回の式年遷宮は1973年に行われた。南宮大社は2千年以上の歴史があるとされ、金山彦命を祭る金属鉄工業の神様の総本宮。美濃国の一宮として崇敬を集める。
岐阜県森林研究所(岐阜県美濃市)は、大手製材会社の中国木材(広島県呉市)や長良川木材事業協同組合(岐阜県郡上市)と組み、製材したスギ材の曲がりを矯正する技術を開発した。太い丸太から複数の角材を切り出すと、木が乾燥した時に反って曲がるのが問題だった。乾燥作業の前に、木を高温で蒸して曲がらなくした。岐阜県内の製材業に技術を普及させる。
岐阜県は、9月1日より、県民の健康づくりを促進するインセンティブ制度「清流の国ぎふ健康ポイント事業」を開始する。健康診断や各種検診の受診、健康講座やスポーツ教室など、市町村が指定する健康づくりメニューに取り組むとポイントを獲得でき、所定ポイント数を獲得するとミナモ健康カード、抽選申込書を獲得できる。
2日に岐阜県多治見市で40.2度を観測するなど東海を中心に広い範囲で気温が上昇したのは、高気圧に覆われたという気圧配置に加え、日本海側からの乾いた風が暖まりながら山を吹き下りるフェーン現象が起きたためだ。麓では湿度が下がるため、火の取り扱いには注意する必要がある。日本の上空にはチベット高気圧と太平洋高気圧が引き続き張り出している。雲ができにくく、日照時間が延びて地表の空気も熱を帯びる。
ディスカウント店大手のドン・キホーテ(東京都)は12日、「ドン・キホーテ大垣インター店」(岐阜県大垣市浅草)を27日にオープンすると発表した。同市はドンキホーテホールディングス創業会長兼最高顧問の安田隆夫氏の出身地。ドンキの出店は県内5店舗目。投資額は非公表。大垣インター店は、旧ピアゴ浅草店を改装。鉄骨2階建ての1階部分に入り、2階は駐車場として整備する。