山形県沖を震源とし、鶴岡市で震度6弱を観測した地震から一夜明けた19日、被害状況が明らかとなった。山形新聞が県や各自治体に取材した集計では、鶴岡市を中心に計20人が重軽傷を負った。山形地方気象台によると、県内では2011年に起きた東日本大震災の震度5強を超える観測史上最大の震度となり、本県沿岸部に同震災以来の津波が到達した。鶴岡市内では液状化も起き、小学校の相撲場が倒壊。交通機関は復旧が進んだものの、大規模な停電や断水など生活基盤にも影響が出た。
担い手不足に悩む建設業で即戦力になってもらおうと21日、秋田工業高等専門学校の学生を対象とした研修会が、秋田県五城目町で開かれた。学生たちが学んだのはドローンや情報通信技術などを活用した最新の測量技術。研修会は、いまや工事現場の主流ICT(情報通信技術)を活用した測量技術の実習を通して建設業への理解を深めてもらおうと、建設業の団体や県などが初めて合同で開いた。参加したのは秋田高専の3年生46人。
バスケットボール世界最高峰の舞台NBA入りを目指していた明成高校出身の八村塁選手が、日本時間の21日午前、見事ドラフト1巡目で指名を受けた。NBAドラフト一巡目指名は、日本人初の快挙。ニューヨークで行われたNBAドラフト会議。八村塁は、1巡目でワシントンウィザーズから全体の9位という上位で指名された
平泉町の毛越寺で20日、あやめまつりが開幕した。境内の浄土庭園西側に設けられた広さ約30アールのあやめ園ではハナショウブが紫や白、黄色など鮮やかな花を咲かせ、訪れた参拝客らの目を楽しませている。7月10日まで。本堂で一山の僧侶や御詠歌衆による花供養法要が営まれ、梅雨の合間の青空が広がる中、僧侶があやめ園そばにある開山堂や常行堂までを練り歩き読経。21日間にわたるまつり開幕を告げた。
青森県つがる市が東京・神楽坂に7月7日オープンさせる市名産のメロンに特化したアンテナショップの店名が「果房メロンとロマン」に決まった。20日、市が発表した。1階がスイーツ工房兼店舗、2階がカフェフロアとなり、「タカミ」や「キスミー」など5品種の生メロン食べ比べのほかメロンパフェ、メロンかき氷など同市産メロンを使った5種類のメニューを中心に提供する。市によると、東京で現在運営されている青森県のアンテナショップで市町村単独運営は唯一という。