明日香村と連携協定を結び、村の花・タチバナを栽培している企業が、その実の収穫を初めて行った。収穫を行ったのは、大和郡山市に研究開発拠点を置く住宅外装メーカー・ケイミューです。ケイミューでは、2015年に県、明日香村と三者で結んだ協定をきっかけに、高松塚古墳の近くにある遊休農地を利用し、およそ250本のタチバナの木を栽培してきた。きょうは、今年実を付けた100本から7500個あまりの実を初めて収穫した。
不足する介護人材を海外から確保しようと、兵庫県と神戸市が、介護施設での外国人技能実習生の受け入れ支援に乗り出している。県社会福祉協議会内に、海外の送り出し機関と実習施設間の調整を担う「ひょうご外国人介護実習支援センター」を既に開設。ベトナムの送り出し機関と契約も結んだ。国が設けた外国人技能実習機構に対し、同センターが受け入れ窓口の「監理団体」となるための申請をしており、本年度中の許可取得を目指す。
海草「アマモ」の再生をキーワードに、研究者や市民が海の環境改善を目指す「全国アマモサミット2018in阪南」が3日、大阪府阪南市立文化センターで開幕した。全国から約800
人が集まり、海の自然再生と保全について活発に議論を深めた。アマモは海中に生える種子植物で、密生地は魚介類のすみかとなる。近年は水質浄化作用が注目され、各地で保全活動が進められている。
iPS細胞を使った再生医療の未来に向け、大きな一歩となりそだ。京都大学の高橋淳教授らのグループはヒトのiPS細胞からつくった神経細胞をパーキンソン病患者の脳に移植する手術を世界で初めて行ったと発表した。手術は先月、50代の男性に行われ、術後の経過に問題はないという。
春の琵琶湖湖畔を爽快に走るサイクリングイベント「第8回びわ湖一周ロングライド」の開催が2019年3月10日(日)に決定した。今年は滋賀県長浜市が発着地となり、琵琶湖大橋より北側を周回するコースや初心者向けの平坦コースを設定。通過制限時間はあるがタイムレースではないので、日本一の湖の雄大な景色を楽しみながらチャレンジできる。