2025年国際博覧会(万博)の大阪開催に向け態勢を強化するため、大阪府は11日、松井一郎知事をトップとする「万博推進本部」を設置し、府庁で初会合を開いた。会合で松井知事は「万博は世界中の人が参加するビッグイベント。誘致に手を挙げて4年間で勝ち取ることができたのは、府市職員の高いポテンシャルがあったからだ。一人一人のスキルを高め、1970年大阪万博を超える、世界中を驚かせる万博を実現したい」と呼びかけた。
「地場産物を活かした我が校の自慢料理」をテーマに「第13回全国学校給食甲子園」決勝大会が9日、女子栄養大学で開催され、兵庫県の養父市学校給食センターが優勝した。優勝した献立は、浅黄豆入り古代赤米ごはん、白身魚のマヨネーズ焼き~朝倉さんしょうソース~、れんこんのごま酢あえ、八鹿豚とやぶ野菜の豚汁、畑ヶ中の富有柿、牛乳。
高島市今津町日置前の箱館山スキー場が14日、今季の営業を始めた。オープンを待ちわびていた県内外のスキーヤーらが訪れ、雪の感触を確かめながら初滑りを楽しんだ。来年3月下旬までの営業を予定している。オープンに先立ち、同スキー場と、市内のマキノ高原マキノスキー場、国境高原スノーパーク、朽木スキー場の4スキー場が合同で安全祈願祭を行った。
今年の和歌山県内梅収穫量は昨年より4割近く多い7万3200トンだった。2014年から減少が続いていたが、5年ぶりに増加し、過去3番目の多さとなった。天候に恵まれ、果実数が多かったほか実太りも良く、面積当たりの収穫量が昨年を大幅に上回った。農林水産省近畿農政局が20日、発表した。
奈良県高取町の市尾カンデ遺跡で、大陸から来た渡来人の重要施設とみられる国内最大級の大壁建物跡(東西約14.5メートル、南北約13メートル)が見つかり、同町教育委員会が27日発表した。建築年代は4世紀末~5世紀初めと推定され、最古の大壁建物跡の可能性もある。渡来人が入植を開始したのは5世紀後半と考えられていたが、大幅に早まる可能性が出てきた。