でんき宇奈月プロジェクトに取り組む大高建設(黒部市宇奈月温泉、大橋聡司社長)は立命館大大学院、大阪産業大と連携し、旧新川広域圏事務組合老人保養センター「新川荘」を省エネルギービルに改装する計画を進めていると北日本新聞が報じた。施設内の空調や照明などに多彩な再生可能エネルギーを活用。立山黒部ジオパークを構成する豊かな自然の紹介や音楽関係者の合宿など、観光促進や地域活性化機能も加え、プロジェクトの発信拠点へと生まれ変わらせる。
福井県は眼鏡型のウエアラブル端末や同端末向けアプリの開発を目指す事業者を対象に、県内での実証実験に協力する。支援対象にミズノ、メガネスーパー、IT企業のアイティアクセス(横浜市)、関西電力の通信子会社、ケイ・オプティコム(大阪市)を選んだ。県は支援を通じ、県内のITや眼鏡分野の新ビジネスにもつなげることを目指す。4社は3年後の福井国体での活用をにらんだ端末やアプリの開発などを計画。スポーツイベントなどで実証実験を予定する。
観光客数が落ち込む冬場に人を呼び込もうと、七尾市の能登島観光協会は誘客を目的とした写真コンテストを初めて企画したと北國新聞社が報じた。冬の島の食、人、景色をテーマに写真作品を募る。写真愛好者らに島での滞在と撮影を楽しんでもらうことで、島外からの目線で島の新たな魅力の発掘にもつなげる考えで、優秀作品は協会のポスターやはがきに採用して広く発信する。
「チューリップ公園KIRAKIRAミッション2015」が1日、砺波市花園町の砺波チューリップ公園一帯で始まったと北日本新聞が報じた。市民ボランティアらが飾り付けたチューリップタワーやチューリップを表現した花壇のイルミネーションなど“光の花”に来場者が見入った。青年サークルのとなみ元気道場が2012年に始め、13年から市や市観光協会などが加わった実行委員会(八田俊伸会長)が主催している。
富山市大山地域の立山山麓スキー場を運営する大山観光開発は12日、同市原(大山)の同スキー場極楽坂エリアで12月12日のオープンに向け、リフトの取り付け作業を行ったと北陸・信越観光ナビが報じた。同エリアと、らいちょうバレーエリアに計9カ所あるリフトのうち、4人乗りの「第1クワッド」を整備した。今月末までに全リフトの作業を終え、重りを載せた試験を行う。同社は昨シーズンより約7千人多い18万人の来場を見込む。