2016年 1月 27日(水曜日) 23:03 |
江戸期に作られ、輪島市文化財となっている「中島屋の大切籠(おおきりこ)」の修復現場が23日、同市山岸町の漆器店で一般公開されたと北國新聞社が報じた。総漆塗りで装飾も豪華とあって関心が高く、定員を超す約30人が修復作業に見入った。大切籠は江戸後期に栄えた商家中島屋が制作し、漆器職人の技が駆使されている。高さは約12メートルあり、現存する輪島の漆塗りキリコでは最も大きい。 |
2016年 1月 27日(水曜日) 22:47 |
となみチューリップフェアのプレイベントとなる「第30回春を呼ぶチューリップ展」が3月10日から21日まで、砺波市中村のチューリップ四季彩館で開かれる。今春に第65回を迎えるフェアの歴史を振り返る展示とし、促成栽培で咲かせるチューリップ1万本でひと足早い春を演出する。四季彩館は展示が始まる3月10日にリニューアルオープンし、同展はリニューアルオープンと開館20周年の記念事業に位置付ける。 |
2016年 1月 05日(火曜日) 15:43 |
福井県越前市味真野地区に伝わる国の重要無形民俗文化財「越前万歳」が1日、同市池泉町の味真野神社に奉納されたと福井新聞が報じた。地元住民でつくる保存会員が軽妙な掛け合いで伝統の舞を披露し、新年を祝った。越前万歳は約1500年の歴史があるとされる。一時衰退の危機にあったが、約50年前に設立した保存会が味真野小で教室を開くなど、後継者の育成に力を注いでいる。 |
2016年 1月 04日(月曜日) 23:26 |
石川つばき同好会が、「西王母」や「ことじ」など微香の金沢生まれの椿を豊かな香りを放つように改良したと北國新聞社が報じた。松井清造会長が10年掛かりで、香りの強い中国産の椿との掛け合わせに取り組んだ。同会は2017年に野々市市で開催される全国椿サミットへの出品に向け、さらに改良を進める。中国産の椿「西南白山茶」や「湖南山茶」と、交配させると、加賀藩士が人工交配で生み出したとされる西王母などの花姿はそのままに、豊かな香りを加えられることが分かり、昨年、試作品第一号の開花にこぎ着けた。 |