全国的なマツタケの豊作が言われる中、広島県備後地方でも多くの地域で例年以上の収量となっている。直売所や道の駅では昨年に比べ2、3割安く販売されている場所もあり、売れ行きも好調のようだ。世羅町小世良のマツタケ専門の直売所「まつたけ村」は9月15日に今シーズンの営業を始め、これまでに約4トンを販売。岩手や長野県からも仕入れているが、10月に入り半分以上を県内産が占め、価格も昨年より3割ほど安いという。
岡山市の後楽園で17日、松を害虫から守る「こも巻き」が行われた。アカマツやクロマツなど約240本がわらをまとい、名園は一足早く冬を迎える準備を整えた。こも巻きは、冬ごもりをする害虫が松の枝葉から地中に降りる習性を利用し、わらで編んだこもに虫を誘導する伝統的な駆除法。同園の秋の風物詩として知られる。園を管理する造園業者9人が、3人一組でこもを松の幹に巻き付け、わら縄で縛っていった。
成蹊大学経済学部 経済地理学ゼミの学生と島根県立大学総合政策学部 地域活性学ゼミの学生が協働し、吉祥寺駅南北自由通路で21日に開催予定の「吉祥寺駅フェスタ」に出店、島根県吉賀町柿木村の農産品を販売する。両大学の包括連携協定に基づく学生協働活動の一環として行われる。
鳥取県教委は、県外から鳥取の県立高校に入学する生徒の受け入れ環境づくりに取り組んでいる。今年度、県外出身の入学者数は生徒募集を始めた2016年度から約3倍の14人に増えた。一方で、受け入れ生徒の住居の確保が課題となっており、来年度から寮のある私立・倉吉北高と県教委が連携していくことになった。倉吉北高で16日、協定書の調印式があった。私立高校の寮に県立高校の生徒を受け入れるのは全国初。
オリックスは、このほど山口県美祢市で、最大出力56.4MWの大規模太陽光発電所「OR山口美祢ソーラー発電所」の建設に着手したと発表した。同社が開発・運営するメガソーラーの中で最大規模の発電所で、美祢環境振興がが所有の約116haの土地を活用し、20万5172枚(予定)のパネルを設置する。年間予想発電量は、一般家庭約1万8000世帯分の年間消費電力に相当する6488万264kWhを見込んでおり、2021年10月に運転を開始する予定だ。