中国電力は、球団初のリーグ3連覇を果たした広島東洋カープの広島県における2018年の経済効果を試算した結果、年間約356億円だったと発表した。レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズを含む2018年の広島東洋カープの試合開催、グッズ販売、優勝セール等のイベントに伴う広島県内での経済効果を試算。前年比約5億円増となる年間約356億円となった。雇用効果は、前年比約60人増の年間約3,210人。
JA全農は11月26日、中四国7県域(鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、愛媛)を供給エリアとする農薬の広域物流拠点「JA全農中四国広域物流センター」を岡山県岡山市内に設置し、12月3日から稼働すると発表した。中四国広域物流センターでは、農薬メーカーのストックポイント(一時保管のための施設)や各県域の在庫を集約し、一元的に在庫管理を行う。
愛知県の名阪近鉄旅行は、7月の西日本豪雨で風評被害を被った島根県への募集ツアーを実施している。9月の発売開始から1カ月ほどで1千人以上を集客、観光復興の一翼を担う人気を誇っている。ツアーは、島根県が独自で支援するバス旅行商品造成支援制度を活用した。
鳥取県境港市の米子空港で4日、カニのだし汁が蛇口から無料で提供されるユニークなサービスが始まった。境漁港を抱える同市は、ベニズワイガニなどカニの水揚げ日本一を誇る。一方、鳥取県は「蟹取県」をアピール中。このため、米子空港ビル会社が、県西部の空の玄関口で、特産のカニを国内外にPRしようと取り組んだ。
山口県下関市で「明治維新150年記念 下関海響マラソン2018」が行われ、秋晴れの下、約1万1000人のランナーが関門海峡や日本海の響灘を臨む海沿いのコースを元気に走った。3000人以上のボランティアが運営に協力し、沿道からは市民が声援。ゴールテープ係は長州藩で活躍した幕末の志士、高杉晋作らに扮して、11回目の大会を盛り上げた。