中国初のネットゲーム管理規制が1日から実施されました。この「ネットゲーム管理暫定規則」の目的は、ネットゲームの管理を強化し、ユーザー、特に未成年者の権利と利益を保護し、健全なネット環境を作り出すことにあります。
この規制はネットゲームの内容、運営主体、経営活動、運営行為、管理監督、法的責任について明確な規定を打ち出しました。特に、未成年者の保護を重点とし、内容と技術の面で青少年が害を受けないよう、ネットゲームの運営者に要求しています。
国務院報道弁公室が今年6月に発表した「中国インターネット状況」白書によると、2009年末までに、ネット利用者3億8400万人のう ち、未成年者が3分の1を占め、インターネットの未成年者に対する影響はますます大きくなっています。専門家は、「青少年がネットを利用する主な目的は ゲームであり、青少年がネットゲームに溺れるのを防止するには社会全体の努力が必要である」としています。(翻訳:玉華 チェック:大野)
インドのカシミール支配地域で、最近、住民による反政府デモが日増しに激しくなっています。8月1日、警察と住民の衝突が起き、8人が死亡し、先週金曜日からの衝突による死亡者数は14人に上りました。
報道によりますと、この日、インドのカシミール支配地域のプルマワ村で、一部の反政府デモ隊が現地の治安当局に突入し、放火しました。衝 突中の死亡者は5人で、数十人が負傷しました。この他、カシミール州の州都スリナガルで、反政府デモ隊は現地の裁判所を襲撃し銃器を奪取したり、道路に障 害物を設けたりしましたが、現地治安当局が発砲し、2人が死亡しました。
インドのマンモハン・シン首相はこの日、内閣安全委員会会議を開き、カシミール地域情勢について検討しましたが、具体的な措置は発表されていませんでした。(万、大野)
イスラエルのネタニヤフ首相は8月1日、閣議で「パレスチナとの直接交渉が今月中旬に始まる可能性がある」と明らかにし、「具体的な日時は今後数日中に決まる」と述べました。
これに先立ち、アラブ連盟の下部機関であるアラブ平和イニシアティブは7月29日、カイロで会議を開き、パレスチナとイスラエルの直接交 渉を支持することを確認しました。また、交渉をいつ始めるかはパレスチナ自治政府のアッバス議長の判断に委ねるとの立場を示しました。(鵬)
パキスタン関係部門の最新統計によりますと、8月1日までに、暴雨や洪水などにより、死者がおよそ1400人に達し、3万人が孤立、数百人が家を失ったということです。
また、パキスタン北西部のカイバル・パシュトゥンハ州(旧北西辺境州)の洪水で行方不明となった中国の水力発電プロジェクトの職員3人はまだ見つかっておらず、捜索救援活動が続いてます。
パキスタンの広い地域では、連日大雨が降り続き、カイバル・パシュトゥンハ州が全国5州で最大の被害を受けています。現在、この州では1000人あまり が死亡し、およそ3万人が孤立状態に陥っています。国連や中国、アメリカなどは救援物資の提供を表明しました。(翻訳:ZHL)
キューバを訪問中の中国の楊潔チ外相は1日にハバナで、フィデル・カストロ前国家評議会議長を表敬訪問しました。
その際、楊潔チ外相は「両国が国交樹立して今年で、50周年を迎える。キューバはラテンアメリカで初めてわが国と国交樹立した国である。50年に わたって両国が共に努力し、各分野の協力で実りある成果を収めた。われわれは国交樹立50周年を契機としてキューバとの関係を推進していく」と語りまし た。
これを受けて、フィデル・カストロ前議長は「両国が共に努力し、伝統的な友情の内容を充実させていくべきだ」と述べました。(ジョウ&吉野)