史上最大の旅客機A380が中国の定期便として就航するのは初めてのことです。中国の旅行客はこの便でドバイを経由し、6大陸の104の目的地の都市に向かいます。
A380の北京就航を祝うため、首都空港は伝統的な「過水門」の就航式を行いました。2台の消防車から噴出された水柱が美しい水の門をつくり、旅客機はその水の門を通り抜け、ゆっくりと停止しました。
アラブ首長国連邦航空のリチャード副社長は「A380の利用により、これまでより座席数が163増加し、運輸力は50%増となった」と述べました。(翻訳:陳博 チェック:吉野)
中国四川省の雅安市で8月1日の夜、「第3回パンダ・動物と自然国際映画祭」が開幕しました。
1週間の日程で、パンダとその他の動物および自然保護をテーマにした映画が上映され、映画に関するフォーラムなどのイベントも行われる予定です。
今からおよそ100年前、フランスの宣教師ダビッド氏が雅安を訪れたとき、世界で初めて、ジャイアントパンダを発見し、これがきっかけで、パンダは世界に知られるようになりました。現在、雅安にはおよそ300頭のパンダが生息しているということです。(鵬)
新疆ウイグル自治区中国共産党委員会常務委員である李屹宣伝部長は1日ウルムチで、「今後10年から20年の間、南疆が新疆発展の重点となる」と発表しました。
南疆は和田地区やカシュガル地区などの三地州を含み、少数民族の集まった地区ですが、自然環境が厳しく、経済の発展も遅れていました。
李屹宣伝部長はCRI記者のインタービューを受けた際、「さまざまな歴史的な原因により、南疆の発展は北疆と隔たりがある。新しい支援建 設では、南疆三地州を新疆発展の重点にする。新疆の民生建設、発展プロジェクトなどは南疆をまず考慮し、少数民族居住地にも改革開放政策の実益を分かちあ えるようにする」と語りました。(翻訳:シンエン)
国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は、8月1日声明を発表し、パキスタンの洪水対策を支援するため、国連中央緊急対策基金から1000万ドルを拠出することを許可しました。
パン事務総長は声明の中で「パキスタンで80年ぶりの深刻な洪水が発生し、現地住民に多くの死傷者と巨額な経済損失をもたらしたことに対 して心を痛めている。パキスタン政府と国民に見舞の意を示すと同時に、全力を挙げて、パキスタン国民を支援する」と述べました。(翻訳:任春生 チェッ カー:大野)
禹跡山大仏の震災後補強工事が7月末に完了し、中国の石造彫刻仏像の一つである禹跡山大仏が復元されました。
禹跡山大仏は四川省南部にある唐の末に作られたもので、その高さは16.81メートルに達します。
ここ数年、様々な自然的な要因や人的破壊、特に四川大地震による損害により、禹跡山大仏の本体は、風化や粉末化、微生物浸食、塗料の剥離などの劣化が見られていました。
震災後、技術者と文化財保護専門家が3ヶ月かけて、仏像の全面修復やダメージ処理、補強、風化防止処理などを行い、本来の姿を取り戻しました。(翻訳:ZHL)