25日午前、全国人民代表大会常務委員会で、社会保険法草案の4回目の審議がされましたが、新規定の追加により、さらに社会保険基金への監督と管理が強化されました。
全国人民代表大会法律委員会での同草案の審査結果によりますと、一部の常務委員は、いまの社会保険資金の累積残高が大きく、かつ分散して いるため、基金の安全を保障するために、厳しく規範を適用し、監督と管理を強化すべきだと提案しました。そのため、社会保険法草案には「社会保険基金は投 資運営規定に違反してはいけない。ほかの政府予算のバランスをとるために使用してはいけない。事務所の建設、改築また個人の経費や運行経費、管理費に充当 してはいけない。さらに法律、行政法規に違反して本来の目的以外のことに資金を流用してはいけない」という規定を増やしました。
また草案には、「国は全国社会保障基金を設立し、全国社会保障基金管理運営機構がその運営を管理し、安全を保証したうえで資金の保全と利 殖を実現させる。全国社会保障基金は収支、管理、投資運営の情況を定期的に公表する。国務院の財政部門、社会保険行政部門、会計監査機関は全国社会保障基 金の収支、管理、投資運営の情況に監督しなければならない」と規定しています。(翻訳:ken チェック:大野)
中東と北アフリカの経済成長率について、報告書は「今年は4.2%、来年は4.8%になる」と予想しています。(鵬)
オープニングセレモニー
ボディガード&アサシンズ
オープニング作品として『十月囲城(ボディガード&アシサンズ)』がオープニングセレモニーで上映されたほか、 『守望童年(流浪児を探して)』、『人在囧途(帰省男、辛いよ)』、『杜拉拉昇職記 (上司に恋する女)』、『夢回金沙城(夢の王国)』、『孔子』、『新康定情歌(チベット恋物語)』、『尋找劉三姐(ラブソングの行方)』、『歌舞青春(ハ イ・スクール・ミュージカル)』、計9作品が出品されています。
東京・中国国際映画週間は今年5回目を迎え、これらの作品を通して中国の「今」を日本のファンに伝えるとともに、両国の相互理解を深めること、映 画・観光産業の経済相乗効果の促進に役立つことを目指しています。そして、今年初めての試みとして、25日に「中日映画と都市の魅力」シンポジウムが開催 されます。このシンポジウムでは、中日両国の映像産業と各地域が持つ資源を横断的に統合し、各都市の観光発展企画とネットワークの一体化、コミュニティ化 を推進することなどについて話し合います。
映画週間に関する詳しい情報は、http://cjiff.netをご覧ください。(記者:王洋)
オープニング作品『十月囲城』
中国では、過去5年間の社会保険事業が急速に発展し、政府による養老と医療保険への投入額は7700億元に達し、前の5年に比べ2倍となっています。
統計によりますと、2006年の中国都市部と農村部の基本養老保険への加入人数は1億880万人でしたが、現在は、既に2億5000万人 に達しました。また、基本養老金額は2005年には1ヶ月一人当たり700元でしたが、現在は1370元(約1万6400円)となっています。
2005年末、中国の都市部職員と住民の基本医療保険の加入者数は1億3700万人でしたが、今年は既に4億2000万人に達し、さらに、新型農村医療保険の加入者数をあわせると12億5000万人となっています。
2008年、中小企業の金融危機対応を支援するため、社会保障部門は社会保険費用の納入期限の延長と費用の減少などの措置を通じて6000万余りの労働者に利益をもたらしました。(翻訳:董燕華)
5日間にわたるこの博覧会は「エコは生活を変え、技術は発展を牽引する」を理念とし、16万平方メートルの敷地に5・12汶川地震後の再建成果と西部地域の将来性のある産業、市場の需要について、重点的に展示しています。
展覧会の期間中に、中国・ラテンアメリカ企業家サミット、中国・EU(欧州連合)投資貿易協力商談会などの大型会議とシンポジウムが開かれます。(翻訳:董燕華)