2020年 1月 17日(金曜日) 22:22 |
中国国家統計局は17日、「2019年の国内総生産(GDP)は99兆865億元に達し、前年比6.1%増だった。年初に設定した6%の目標を達成し、成長率はGDPが1兆ドル以上の国と地域では最高となった」と発表しました。
また、一人当たりのGDPは7万892元にのぼり、2019年の人民元に対する米ドルの平均為替レートで換算すると、1万276ドルに達しました。 |
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2020年 1月 16日(木曜日) 17:14 |
米ワシントンのホワイトハウスで現地時間15日、中国共産党中央政治局委員で、中米全面的経済対話の中国側リーダーを務める劉鶴副総理は米国のトランプ大統領と共に第一段階の中米経済貿易協定に調印し、挨拶しました。
その中で、劉副総理は、「国際事務で重要な責任を負う大国として、中米両国は大局から出発し、意見の食い違いを直視、管理して、第一段階の経済貿易協定に調印した。これは中国だけではなく、米国ないし世界に有益なものである」と強調しました。
また、劉副総理は、「双方が平等や相互尊重に基づいて第一段階の経済貿易協定に調印したことは、困難が恐れるものではなく、方法は困難よりはるかに多いということを改めて裏付けた」と指摘しました。さらに、「協定調印以降、中国側は米国側とともに努力して、平等と相互尊重の原則を踏まえ、協定に定められている取り決めを厳格に順守し、双方の核心的利益を尊重しあい、第一段階の協定を確実に実施することに取り組んでいく。これは当面の急務であると同時に、将来の双方における貿易関係の発展に重要な役割を果たすようになるだろう」と語りました。
これに対して、トランプ大統領は、「米中第一段階経済貿易協定の調印は一里塚的な意義を持つ大きな一歩であり、これは米国、中国、さらに全世界にとってはいい出来事である。中国は偉大な国だ。私は両国関係を非常に重要視していると同時に、習近平主席の非凡な叡智と指導力に敬服する。米中関係は非常に重要である。両国は今、経済貿易分野やその他の広範な分野で密接な協力を展開しており、これは世界の平和と繁栄の促進にプラスになる。米国は今後、中国との多分野の連携を期待している。私も近い将来、再び中国を訪問することを楽しみにしている」との考えを示しました。
今回の調印式には中米各界からの代表およそ300人が出席しました。 |
2020年 1月 15日(水曜日) 18:11 |
旧暦の大晦日を10日後に控えた14日、中央広播電視総台(CMG/チャイナ・メディア・グループ)が放送する年越し番組「2020年春節聯歓晩会」(略称:「春晩」、日本向けには「春節の夕べ」とも)の1回目のリハーサルが、CMGの一号スタジオで行われました。
今年の「春晩」は伝統を軸としながら新たな挑戦もあり、活力ある、生き生きとした内容になっています。これまで通り、北京市をメイン会場、河南省鄭州市と広東・香港・マカオグレーターベイエリアをサブ会場として、漫才、歌と踊り、地方劇、マジックショー、雑技といった伝統的な出し物のほか、今回初めてフラッシュモブを導入することで舞台の制限を超えて視聴者の一体感を高め、満足感と芸術レベルの高い舞台を築き上げることを目指しています。
今年はさらに、マルチメディア向けの放送を継続しながら、新しい楽しみ方も用意されています。まず、ショート動画アプリ「快手」との協力により、10億元のお年玉を提供し、テレビとスマホを連動させることで視聴者に新年の祝福を送ります。また、ECプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」との協力では、5万人のタオバオユーザー(5万件のアカウント)に対し、その時点でショッピングカートに入れていた商品を全てプレゼントするキャンペーンを実施するなど、T2O(TV to Online、テレビからネットへのつながりのこと)の新しい関係が実践されます。
「2020年春節聯歓晩会」は全世界の中国人にとっての「年越しのごちそう」と言えるエンターテイメントです。1月24日の放送をお見逃しなく! |
2020年 1月 14日(火曜日) 17:32 |
中国税関総署が14日発表したところによりますと、2019年の中国貨物貿易輸出入総額は前年比3.4%伸びて31兆5400億元に達したということです。うち、輸出は5%増で17兆2300億元に、輸入は1.6%増で14兆3100億元に、貿易黒字額は25.4%増の2兆9200億元に上りました。
また、12月だけを見てみますと、前年同期比12.7%増という二桁台の伸び率に達しています。うち、輸出は9%増の1兆6700億元に、輸入は17.7%増の1兆3400億元となりました。12月は月間の輸出・輸入・貿易全体で、いずれも一年を通して最高額を記録しています。
さらに、2019年は中国の主要貿易パートナーの順位に変化が見られ、東南アジア諸国連合(ASEAN)が中国にとって2番目に大きな貿易パートナーとなりました。そして、民営企業が初めて外資系企業を上回り、対外貿易における最大の主体となりました。 |
2020年 1月 09日(木曜日) 23:42 |
中国科学院は2020年の中国のGDPは約6.1%成長すると予測しました。
8日に発表した2020年の中国経済の予測では、GDP成長率に消費が4.4ポイント、投資が1.4ポイント、純輸出が0.3ポイント貢献するとしています。
2019年の第1四半期から第3四半期までの最終消費は中国の経済成長に60.5%貢献し、2020年も中国の最終消費は成長の勢いを維持するものの2019年よりも減速すると見られています。
また、予測では世界経済と貿易の成長鈍化に直面し、中国の国際収支のバランスは2020年も安定すると示しています。 中国の輸出入は2020年には約4兆7000億ドルに達し、前年比約2.2%増の4114億ドルの貿易黒字になると予測しました。 |
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