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東方通信社発行 学苑報
中米が第1段階の経済貿易協定に正式調印 |
2020年 1月 16日(木曜日) 17:14 | |||
米ワシントンのホワイトハウスで現地時間15日、中国共産党中央政治局委員で、中米全面的経済対話の中国側リーダーを務める劉鶴副総理は米国のトランプ大統領と共に第一段階の中米経済貿易協定に調印し、挨拶しました。 その中で、劉副総理は、「国際事務で重要な責任を負う大国として、中米両国は大局から出発し、意見の食い違いを直視、管理して、第一段階の経済貿易協定に調印した。これは中国だけではなく、米国ないし世界に有益なものである」と強調しました。 また、劉副総理は、「双方が平等や相互尊重に基づいて第一段階の経済貿易協定に調印したことは、困難が恐れるものではなく、方法は困難よりはるかに多いということを改めて裏付けた」と指摘しました。さらに、「協定調印以降、中国側は米国側とともに努力して、平等と相互尊重の原則を踏まえ、協定に定められている取り決めを厳格に順守し、双方の核心的利益を尊重しあい、第一段階の協定を確実に実施することに取り組んでいく。これは当面の急務であると同時に、将来の双方における貿易関係の発展に重要な役割を果たすようになるだろう」と語りました。 これに対して、トランプ大統領は、「米中第一段階経済貿易協定の調印は一里塚的な意義を持つ大きな一歩であり、これは米国、中国、さらに全世界にとってはいい出来事である。中国は偉大な国だ。私は両国関係を非常に重要視していると同時に、習近平主席の非凡な叡智と指導力に敬服する。米中関係は非常に重要である。両国は今、経済貿易分野やその他の広範な分野で密接な協力を展開しており、これは世界の平和と繁栄の促進にプラスになる。米国は今後、中国との多分野の連携を期待している。私も近い将来、再び中国を訪問することを楽しみにしている」との考えを示しました。 今回の調印式には中米各界からの代表およそ300人が出席しました。
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